「理由のわからない苦しさ」をあばく
いくつか似たケースの相談が来ていることもあって、同じ回答になるのでこちらで手記にしておくよ。
さてその相談というのは「人生が苦しいけどもその理由がわからない」というものだ。
人生が苦しいのは、たしかに「切りたくても切れない人間関係」や「いつの間にか積み重なってしまった債務を抱えている」など目に見えた明確な理由があるだろう。
だがここで大事なのは、そうしたことは”事後的な物事”であるということ、つまりそもそもどうして、その切ることのできない状況や、その積み重ねてしまった状況があるのかに目を向ける必要がある。
あなたは苦しみを求めて生きているわけではない。むしろ苦しみを避けようとして生きているはずだ。ところが苦しい。上であげたような目に見えた理由が「なくても」苦しかったりする。
つまり生き苦しいのは、自らで知らずのうちにそう仕向けてしまっている「心の盲点」があるんだ。
だからその”盲点”について知っておくことは、今後の人生の展開を軽くしていくのにとても有効となるだろう。そもそもこうした話は一度読んでおくだけで、ちゃんとあなたの潜在意識に刻まれ、”無意識のうちにする人生の選択”が変化してくるようになるからだ。
つまり「いつの間にか苦しい人生になっていた」のと同じく「いつの間にか苦しみはなくなっていた」となる。
自由ゆえに不自由
ところで現代の私たちはとても”自由な人生”を与えられている。
「ええ?自由なんかじゃないですよ、がんじがらめです」とあなたは言うだろうけども、それは自由だからそうなったんだ。
Notes ゼロ, ネガティブ, マインド, 不幸をやめる, 幻想, 心, 悟り, 苦悩, 観照
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