前に書いた手記と被るのだけども、恋愛感情とは相手の庭のなかで、つまり「相手という土壌のなか」で己の芽が育っているということにある。 誰かを好きだというのはその時 …

「いま自分は幸せだな」と感じられるのであれば、今日に至るまでの過去の「選択」はすべて正しかったことになる。 いまこうなるためにすべてがあったのだからね。 「いま …

憧れの人というのは あなたの作り出した幻想である 映画俳優やミュージシャンなど 現代を彩る華やかな世界の人たち 古い時代に生きた画家や作家、 名を残した偉人に聖 …

あなたが周囲を見ることができるということは、その周囲もあなたを見ているということだ。人間や動物の視線の話じゃない。木々も空も建物も、窓枠も食卓の表面の感じもどん …

世の中は不公平だと思っているだろう 人は皆平等だなんて言われたところで 綺麗事にしか聞こえない 容姿も違うし身体の能力も違う 育った家庭環境も裕福さも違う 生ま …

母からもらった手紙がある。 よくある柄の便箋に手書きの文字だ。もう二十年も前のもので当時の私を労う一筆が記されている。 頑張りなさい。お母さんも頑張ってるからね …

人間というのは わかりやすい生き物である それぞれ個性があるように見えても 「人間である」ということ自体が 時代という土壌に咲いたものでしかない 自分は周囲とは …

恋愛とはその相手に 愛を伝えようとすることではなく また愛を感じようとすることでもない 恋愛とは運命を愛するということにある いまあなたが結婚していたり 恋人と …

生物レベルの自然の世界 社会という神話の世界 この2層の土台の上を 私たちは生きている 自然世界のサイクルはそのまま 人間社会的な見方に変えて現れる それが「日 …

大切なことって何だといえば いま目の前にあることのすべてだ 仏教の教えというのは 「この世はすべてが仏である」というものだが それはすべてが縁起であるということ …