「 幻想 」 に関する一覧を表示中

明るい死者の世界

他者と関わるとき、どんなにスムーズに会話が運んでいるときであっても、妙な苛立ちやもどかしさを感じていることがあるだろう。相手が誰であれ、同じ部屋にいるだけで異質 …

二重の世界

私たちは二重の構造を生きている。ひとつは「永遠の円環」である。それは時間の進行もなく、生も死もない、増えることも失われることもない。ただ漠然と充実した自然と一体 …

あなたはすべてと無関係である

毎日いろいろなことが起こるだろう。だがそれがどのようなことであれ、あなたには一切関係のないことなのだ。あなたが自ら「自分に関係のあること」にしているにすぎない。 …

偽りの主語を破壊する

今回は精神の仕組みについてのざっくりした解明と、それゆえに作られるあなたのその現実世界について、またその現実を変える方法について話を進めよう。 1. あなたに与 …

水面の変化

あなたは自分の「何もない暮らし」のなかに、どこかから突然恋人となる異性が訪ねてきたり、たまたまのキッカケでお金や良い話が舞い込んできたり、そのように「外から何か …

良心と創造世界

この世は表象である つまりあなたの心のなかに 浮かんだ像でしかない 人や物もそうであるし 自分の体の動きもそう 心のなかの像が ただ変化していくだけであり あな …

本書を読むときに注意すべきこと

多くの人々が本書を自分の世界に生み出している。だが各々の独自世界ゆえ、手記の見え方は千差万別となる。 あなたの見ている「世界の見え方」がこの世のすべてであり、そ …

楽園へのチケット

いま目の前に世界があるだろう 視界に広がる光景や 周囲を取り囲む音 指先の感触なんかがそうだ それらはあなたから見える世界だ だが自転車に乗っているとき あなた …

現実という暴風

自由に生きるということも、不幸にならないことも、その方法はひとつしかない。現実に飲まれないことだ。だがそれは強靭で図太い根性を養うことではない。単にすべてが「で …

ある一匹の猿

あなたは人々のことをよく知っている。家族や友人、会社のひとたちのことをね。箱の隅々までライトを照らしているように、よくご存知だ。他人博士とでも言っておこう。 だ …

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