リング

映画ではなく円環の話

すべてが循環していることは
いつも伝えている通りだ

あなたも私もこの世界も
すべて循環という潮流に乗っている

さてこの「循環」だが
どこからが始まりで
どこまでが終わりなのか
区切ることはできない

太陽に照らされた海面が蒸発し
雲になり雨が降る
川は流れ海に戻る
雲は風に流れて太陽が顔を出す

小さな子どもが言う
「神様を生んだのは誰?」

神様を生んだのは神様だよ
そう伝えるも
その子は納得がいかない

神様が神様を生んだのならずっと遡って
その最初の人は誰が生んだの?となる

「いまに在る」という境地は
時間を超越する
物理的な距離感覚もなくなる
一切の奥行きが消える

そこが最初であり最後となるのだ
つまり最初も最後もないということ
アルファとオメガの融合点
歩いているとき
自分の地点やその先の地点はなく
ただそれがそのように起こっている

円のようなものだ
「誰が神様を生んだ?」を知るならば
円環をイメージすればいい
始まりも終わりもなく
すべてが始まりで終わり
永遠に繋がっている
無限の実存
ゼロのエリア

自然も循環する
思考すらも循環する
パラドックス、
メビウスの輪だ

円環という矛盾は
提訴や解決といったセオリーを生まない
だからマインドは理解できない
そこには漠然とした
純粋な「矛盾」があるのだ
1+1は1+1であり
2を導くものではないのだよ

すべては循環しているということ
それは「すべてがひとつのもの」
であることを示している
その中から個別に切り取って
「回答」を探したところで何も見つからない
見つけようとして見つからないことこそが
あなたの不幸という症状なのだ

世界を感じなさい
見えているものすべてがあなたなのだ
世界はあなたをサポートするためにある
起こる出来事
絶え間なく変化する事象
その潮流に委ねなさい

あなたひとりが循環しているのではない
すべてが一体となって円環にいるのだよ

この世のすべてがそうであるから
思考も循環をしているのだ

思考はいつも巡り出す
そうして複雑な迷路に迷い込んでいく
出口のない迷宮
あなたの日常、人生

「あの人の気持ちはどうなんだろう?」
「俺はこの先どうなるんだ?」
「期待と不安の繰り返しばかりだ」

すべてはメビウスの輪
何もかも「決着」には至らない
覚えておきなさい

問題は解決しない
解決するという性質のものではない
そもそも「問題」などないのである

何らかの状況がそこにあるのなら
ただそれがそこにあるだけだ
放っておきなさい

物事も思考も感情も
すべては雲の如く流れていく
そこに答えを見つけようとしないことだよ

始まりも終わりもなく
後も先もなく
原因も結果もない

円環がぐるりと繋がるように
それがそこに「結ばれている」のだよ

 

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