問題はそれ自体では解決しない

前回の手記でも話したように、ひとつの言葉はそれ単体では意味を持つことができず、文脈のなかにおいてのみ特定の意味を持つことができる。他との関係のなかで役割を与えられる。だから言葉の意味(価値)を変えたいならば、文脈が変わる必要がある。これが現実変更の原則となる。

たとえば誰もが目の前にある単体の物事だけを変えようと願うが、どうにもいかずに四苦八苦している。

浮気性の恋人、言うことを聞かない我が子、面倒ばかりをかけてくる家族や上司などがいるとして「どう接すれば改心してくれるだろうか」とばかり考えているわけだ。

しかしどれだけその「単体」を変えようとも無駄な努力となる。なぜならば、彼らのその「意味」は彼ら自身が持っているものではないからだ。

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