現実解除の法

意識を向けたところに世界が起こる
壁のシミを探して気にしてみなさい
あなたはその壁の前に立つたびに
シミが気になるようになる

果たしてそれは
そこにあったのだろうか?

あなたは記憶を辿る
確かに数ヶ月前に何かの汚れが飛んだ
それを思い出す
だがその記憶でさえも
あなたがシミを気にしなければ
浮かぶことはなかったのだ

世界はあなたが作っている
あなたがいま不幸ならば
そこに意識を向けているからに過ぎない
だから手放しや「空」の境地が
伝えられる

本来は空っぽなのだ

空っぽだが、あなたの感じ取れる
すべてが揃っている状態
あなたがこれから興味を持つことも
そこに並べてある

そこにあるからあなたは
それを知ることができる
すべてあるが
特定の何かをそこから引っ張り出して
限定させていない状態
それが空性といわれるもの

不幸なあなた
何かにこだわっているあなた
それはその空間から線引きをした何かを
想起させている状態である

さらにいえば
あなたが目にする悲痛な事件
経済問題、人同士の憎しみ合い
そういったものも
すべてあなたがそれを
そのように見ているから起こるのだ

起きたものを見ているのではないのだ
そこを間違わないようにしなさい

あなたがそのように抱えているものが
その世界に起こる
なぜならば
それを見たり聞いたり体験したりできるのは
誰でもなく世界であなただけだからだ

つまりよく言われるように
その広い世界のどこかで起きている問題は
あなたに責任がある
あなたがそれを問題としないとき
その出来事は空に還る

ひとつ、無に帰したのだ
それがあなたの仕事だよ

お金も恋人も
あなたが制限する限り
それは呼吸をしていない

山へ返してあげなさい
海へ返してあげなさい
あなたの意識を離してあげなさい

あなたの「これはこうだ」という
決め付け、思い込み、解釈
そんなものを離してあげるのだよ
そうして本来の循環
つまりすべて揃っている
空っぽの地平が姿を覗かせる

表現という言葉がある
表に現れると書いて表現だ
あなたは空性の中で
表現という魔法が使えるスキルがある

それはあなたの世界だから可能なことだ
一切の悲しみも憎しみも
表現としてあなたが生み出している

釈迦はいう

幸福?そんなものないよ
あるのは苦だけだ
あなたが散々積み上げた苦しみのみ
だからそれらを退けたとき
苦がなくなる
それがあんたのいう幸福のことだよ

つまり、もともとが幸福なのだ
あなたはそれを忘れてしまっている
何かを必死に積み上げようとする

じゃあ何もしないってことでいいのか、
とあなたはいうがそれも積み上げだ
何をしようともしていなくとも
そこに向けた意識を解放するのだよ

それが解除の法となる

 

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