人生は常にうまくいってる

狙い通りに物事がうまく運んだとき
「自分は間違ってなかった」と
人は大きな気分になる

だがそういうときこそ
「なぜうまくいったのだろう?」と
小さな気分になるほうがいいんだよ

 

1

それにはふたつの理由があって

ひとつはそうしてこの世の流れを
不思議に捉えられる習慣がつくほど
ことがうまく運ばなかったときも
それで当たり前と思えるからだ

ショックが少ないわけだね

そしてもうひとつは
いままで自分がしていたと思っていたすべては
本当はそうではなかったということが
わかるようになるからにある

つまり自分がなにかをしたのではなく
ただこの世が動いていただけであり

自分の思考や行為は
その動きが現れていたにすぎない

そしてそのとき
「うまくいく」も「うまくいかない」も
どちらもうまくいってるのだとわかる

 

2

なぜならこの世は

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