日常のなかに非日常をみる

その日常を非日常として
感じられているかね

これは変な話だね
じゃあ日常って何だとなる

でもそれでいい

日常的だなんて感覚は
惰性の産物でしかないのだから

どんな状況にあろうとも
あっという間に過ぎていく

そしていつかどれもこれもが
懐かしいと思うときがくる
いまがどれだけ
過酷で悲惨で辛かろうともだ

そしてそのとき必ずあなたは
楽しかったと思っている

憎しみも悲しみもあったが
そんな想いを抱けていたこと自体に
不思議な軽さを感じるからだ

「あの頃のひどい体験は
とてもそうには思えません」

そういうならまだそうなのだ
まだ想いの解釈の段階にあるだけ

だがいずれその体験自体が
ありもしなかったこと
夢のようなものだったと
感じるとき

あなたはいま起きているすべてに
非日常をみるだろう

自分はなんとすごい世界にいたのだとね

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