自己管理の法(16)

あなたが不幸になっている場合
理由はたったひとつ
それは被害者意識だ

あなたを不幸にしているのは
被害者意識だけである

言葉にすれば逆説的に聞こえるが
自分の都合で生きている人は世界に溶けている
常に「今ここ」にいる

だがそれは
自分のわがままを周囲が聞いてくれるとか
そういうことじゃない
逆だ

周囲や状況が
自分にとって好都合に動いてくれるという事を
「期待しない」ということである
彼はそんなことを全く望んでいない
関わりはあるが、
他人など端から相手にしていない
すべては己の人生なのだ
生きるために生きている

狙いを定めたところに銃弾を撃ち込むだけ
己は白い華であり
そして艶めく悪の華
誰がどう思っているかなど意識にもあげず
その時々のありのままの通り、
その場に存在している

だが被害者意識の人のパターンはこんな感じ
周囲の都合に流されたあげく、
そこから何かを期待する
そしてその期待が得られなければ嫌な気持ちになる
最初から最後まで自分で光を射さないまま
どこにも光がないじゃないか!と叫く

刻んでおくべきことは
あなたが選び、あなたが使う、という意識だ
決して他者の中で生きてはならない
それは自分の人生を
「自分の責任」で生きていないということだ
それが結果的に被害者意識へと繋がっている
あなたの生を楽しませるのは、あなたなのだ

「自分はこれだけやっているのに」
「人はわかってくれない」

こういう思考のとき、あなたはいない
だがスピリチュアルでいうところの
「私が消える」とは意味が違う
「真なる私」に包まれていない
マインドに囚われて我を見失っている

あなたが広大な大地に光を灯すとき、
そこに道が現れる
その「道」そのものが真我だ
だから光を射すことの重要性を
知らなければならない

あなたが選び、使うのだ
誰のためでもない
あなたは生を強烈に生きなければならない
それが道、つまりタオ
言い方はいくらでもある
「見通し」「光」「真我」などね
どんな言葉だろうが、
そこに「私が在る」という実感、
それがすべてなのだよ

一匹の虫が手にしているもの

本書はよく「虫のように在れ」と伝えている
虫たちは独自の視点を持ち
すべてが冒険の舞台だ
「他者からこう見えてるだろう」の自分や
「損得計算」なんてものはない
ただ目的実行の為だけにそこにいる
目的実行だけが己のすべてだ
世界は無限大のRPG
大地を駆け回り、草木を登り、森林世界を滑空する
欲求を満たすこと、すなわち行為のみに生きている
自分で射した光の中に生きている

つまり人間のように
「退屈だからブラブラしてみようかな」とか
「なんかいいことあるかも」なんていう
期待を前提とした無計画性は持ち得ない
それは欲求ではなく欲望だ
望みというそこにないもの
草木が太陽の方へ向きを変えるのとは違う
それは必要な動きだ

必要なときのみ
世界からそれを「選び」そして「使う」
虫たちは世界と一体となっている
有能な営業マンや、
いわゆるモテる男女も同じ意識状態にある
彼らは常に充実感に溢れている
満ちた世界にいる
己という生に強烈に、鮮烈に存在している
美しい世界の竪琴を聴いている
その優雅さ、
天上天下唯我独尊

迷いもない
不幸もない
ただ「在ること」の喜び
その世界に生きている
自ら光を射して
その眩く明るい中で踊り続けている

あなたを傷付ける人などいない

世界とは自己都合の表現の場である
花は花であり
蜂は蜂である
それぞれが、それぞれのままに表現し
その通りに生きている

あなたにとっても
自らを体験をする為のプレイグラウンド
だから好きに生きてればいいのだ

だがあなたはそれを忘れている
なぜそんなに顔色を窺うのかね?
好き勝手に生きている人をなぜ憎むのかね?
みんな自分の生を鮮烈に燃やしているだけ
空を焦がしながらどこまで飛んでいく火の玉
その火の粉が落ちてきて
「嫌な思いをした」だって?

周囲にお調子を合わせて
自分の「生」を満たそうとせずに
おこぼれを吸おうとするあなたは
虫の世界じゃ1秒で終わる

繰り返すが
自分のわがままを周囲に突きつけて
その見返りを求めるというのは間違いだ
それはいまと同じ

まだ理解できないかもしれないが
そんな他人はいない
あなたが被害者意識であるとき
他人がそのように見えるだけだ
彼らは自分のわがままを
あなたに向けてなどいない
それどころか「わがまま」というわけでもない
あなたが勝手な解釈で
そのように受け取っていただけなのだよ

蚊は生きていくために血を吸う
あなたを邪魔する為にやってくるわけじゃない
ただ全身全霊でそのように在るだけだ
彼らは純粋に蚊として、生を100%全うしている

世界はとても賑やかなパーティだ
多くの生命が華やかに舞い踊っている

だからあなたも
あなたの為だけに生きていくのだ
誰にも依存せず、常に状況とひとつになり
鉛のような質量で「存在」しなさい

そうしてはじめて世界は
あるがままに流れていたことがわかるようになる
あの人も、この人も
ごく自然にそのようにあったのだと、
それがわかるようになる
誰もあなたを傷付けようなどと
していなかったのだとね
単に自分が誤解をしていただけなのだと
気がつくようになる
蚊はあなたを困らせるために
そこに来たのではなかったのだ

難しいことじゃない
いまあなたが「していること」の方が
とても難解なことなのだ
それを捨てるのだよ

でははじめよう

路頭に迷うということ

さて前回で作った1枚の紙
そこに羅列されたタスクが
「体験」という世界の本当の姿だ
世界は体験でできている
というよりも、
体験が世界という本質なのだ
生とは肉体的体験のことであり、
体験に優劣はない

その無限の「体験集」からあなたが得たいものを
効率的にチョイスするには
分類作業(カテゴライズ、枠作り)が必要となる
それが「視点」だ

広大な大地に「体験」が無数に並べられている
何をやってもいいし、
どれから手をつけてもいいが、
充実感というマインドの納得をたたき出すには
その大地に枠をつくることが必要だ

前回、世界を俯瞰する2つの視点について伝えた
ひとつはプロジェクトという
「目的」の観点からのもの、
もうひとつはタスク同士を縦横無尽に関連づけする
コンテキストという横目線の視点だ

人生で路頭に迷う人は
プロジェクトを持っていないことが原因だ
漠然とした無限体験の世界を目の前に
立ちすくんでしまう
何から手をつけていいかわからないし
どうしていいかわからない
その結果、自分は無力だ、何もできない、となる
それが被害者意識の根源だ

虫たちのように目的意識の持ち方を知らないから
その場その場で流されていく
流されることは世界への溶解ではあるが
被害者意識の人々は
虫が感じている
「世界との一体感」を得ることはない
だからまずは「視点」を持つことが重要となる

見通し

プロジェクトとは目的のことだ
冒険ゲームでいえば最終的なボスの討伐のこと
人生にプロジェクトというアンカーを打てば
目的意識がはっきりする
つまり見通しができる

バットマンというアメコミがあるが
彼の道具の中に遠くへ放り投げて
そこへスルスルと引き寄せてもらうという
便利なものがある

そのように人生の要所に
アンカー打つことが
プロジェクト、
つまり見通しとなる
引き寄せてもらっている間は
何も思考する必要はない
ただ身を任せて流れに従えばいいのだ

「自分で打ったアンカーに身を任せる」
これは「思考と実行は別にする」という意味でもあり
己で光を射してそちらに流れる、つまり
「人生の責任を担うする」ということでもある

ひとつ注意点がある
本書ではこう伝えておきたい
プロジェクトという概念は、
ゴールや目標という捉え方をしてはいけない

あなたが迷子にならないための見通し、
案内人であるということが本質なのだ
「目標」などと捉えると
どこか遠いものに感じてしまう
達成しなければならないもの、
できない可能性もある、という性質を帯びている

それは過去にあなたが
目標を達成できなかった記憶があるからだ
そういう潜在意識に刻まれたものは
なかなか解消できない
それをクリーンアップする最も効率的な方法は
観念の上書きだ

いいかい、「プロジェクト」は目標ではなく
旅行ガイドのようなもの、
旅行を楽しむあなたを案内してくれる
いかしたナイスガイ(または可愛いコ)だ
彼や彼女が着実にガイドしてくれるお陰で
あなたはパーフェクトに旅を楽しむことができる

例えば、
異国の地で知らない言語が飛び交い、
強盗にしか見えない強面の男たちが歩いている
何をしてもいいかわからないし、
どこへ行けば体を休めるのかもわからない
モーテルの看板を見つけるが怖くて入れない
そんな状態でどうやって
旅(人生)を楽しむのかね?

だが方向を示してくれるガイドがいてくれれば
道中にある一本の樹木にさえ
感心し楽しむことができる

マインドに囚われて恐怖に怯えるあなたには
その木は見えない
真っ暗闇の中、手探りで歩んでいる
それがいまのあなただ
ずっとそうして生きてきた
いずれどこかにたどりつくと思っているだろうが
残念ながらそれはない
その異国の地で最期まで怯えて暮らすことになる
なぜならばそのように世界を見ているからだ
見方を変えない限り、何も変わらない

だからプロジェクトとは
ボトムアップであることを意識しておく必要がある
バットマンのスルスルアイテムと思っておけばいい

OmniFocus

タスクという羅列が広がる広大な大地に
一筋の光を差すこと、それが視点だ
つまりそれが人生の「見通し」となる
知らない間に仕事が終わっていた、
という経験があるだろう
それはプロジェクトという一本道のセオリーに
コンテキストという横視点が加わっていたためだ

前回の例でいけば
電話を手にしているとき
顧客への電話をしたついでに
テニスクール、ゴミ収集、にも電話をする
このとき「電話」というフォーカスにあれば
テニスを始めることや家の大掃除についての
プロジェクト視点が意識に上がってきていない

テニスを始めよう、という目的意識がないのに
あなたはテニススクールに電話をしている
これがタオだ
テニスを始める、という重さや緊張感がない
まさに片手で大木を持ち上げている老人
そこにあるのは、たた目的遂行のために
「電話をすること」だけだ

こうして横目線がたびたび加わることで
あなたは知らぬ間に、
「あれ?このプロジェクト終わっている」となる

コンテキストはとても便利な視点だ
例えば「5分以内にできること」という視点であれば
ちょっとした待ち時間が起きたとき
その場でできる5分以内の体験をすることができる

私の状況でいえば
・ブログコメントへの返信
・○○へ電話する
・xxへ電話する
・爪掃除
・耳掃除
・本の続きを5分間読む
・膨大な画像修正の続き
・経費の受取りを書く
etc..

爪切りや耳掻き、本などを持ち歩いておれば
それらのコマを進めることができる
本や画像修正など
完了まで時間のかかるものならば
こうした隙間時間に少しずつ進める効果は大きい
それらの目的を意識しないままに
「知らぬ間に完了していた」となる

このように、目的意識を常に持つことで
人生に迷いが消え
俯瞰視点を加えることで
それらの目的が努力なく完了していく

そしてすべてはタスクの集合であること
つまり体験だけが「いまここ」にあるということが
理解できるようになる

こうした様々な視点を柔軟に設定できるツールだが
MacやiPhoneだとOmniFocusというアプリがある
少々高額なものだが
世界的に有名なソフトウェアだ
私も愛用している

Windows、Android環境ならば
Nozbeというアプリがあるようだ

もちろん紙でもいい
前回の通り、タスクを色分けることと同じなのだ
だが次回から本格的に記していく予定の
「デジタルツールの本格的な活用」
「フルクラウド化」に於いては
こうしたアプリの導入をおすすめする

思考の負担を極限まで軽くし
システマティックに流していくこと

つまり
「人生を最高かつ気楽にやっていく方法」

次回からはその実践だ


Notes, タオ, マインドハック

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  1. 困ったさん より:

    マトリックスのオラクルは神託。
    オラクルデータベース。この世界は全てが揃ってる。真央ちゃんの悟ったようなニュースが偶然流れた後、中学生が母と祖母を殺害した話。
    なんだかなと掃除した後、ぼー…と先ほど書いたIT’s a sinボケッと見てたら坊ちゃん2015のCMが流れた。なんだか成る程…。的な感覚です。

    物理学者や科学者は法則を見つけようと規則性を探して見つけなくてもいい研究対象の病原菌まで見つけてしまう。見つけたかった知りたかったものが現れるシステム。
    巨大なデータベースに全て揃ってて自らに必要なものだけを無意識に引き出してきてるんですね。

    でも今度は境界線を越えて飛び立つ目的が???になって…。
    何が欲しかったのか解らなくなってきちゃいました。

    ああ、それで以前はこの歌詞見つけたんだな・・・と。直感で繋がる歌聴くたびに思います。
    皆、本当は知ってる人ばかりじゃないかと・・・。

    http://fefnir.com/kt/sh/bounds.shtml

  2. 困ったさん より:

    Pet Shop Boys – Go West

    洋楽っていちいち内容、深かったんですね。
    思想色強いアメリカ万歳って歌だろうと思ってたから
    これは繋がらないだろうと思ってたのに前後のCM含めて
    どれもこれも・・・。

    一緒に自分たちの道を突き進もう
    一緒にいつかは(ここから)出て行くのだから
    手と手をつないで
    一緒に計画を実行しよう

    一緒に空高く飛んでいこう
    一緒に友達全員にさよならを言おう
    一緒に新しい人生を始めよう
    これが僕たちがするべきこと

    西へ行こう そこは平和な土地
    西へ行こう そこは自由な雰囲気
    西へ行こう そこの空は青い
    西へ行こう それが僕たちがすること

    一緒に海岸で楽しもう
    一緒に学んだり教えあったりしよう
    生き方のペースを変えるんだ
    一緒に働いて努力をしよう

    僕は君を愛してるし、君は僕を愛している
    僕は君が欲しいんだ、それを否定は出来ないよ
    だから僕は文句はないよ
    君が残りの仕事をやり遂げると言うならば

    西へ行こう そこは平和な土地
    西へ行こう そこは自由な雰囲気
    西へ行こう 君と僕とで
    西へ行こう それが僕たちの運命

    冬の太陽も西へ向かう
    西へ行こう それは申し分のないこと
    西へ行こう そこの空は青い
    西へ行こう それが僕たちがすること

    そこでは空気は自由に吸える
    僕たちがなりたいものになれる
    今もし僕たちが立ち止まったならば
    僕たちは自分たちの“約束の地”を見つけるだろう

    様々な方法があることは分かっている
    太陽に照らされたり陰になったりしながらそこで生きることに
    一緒に場所を見つけよう
    大きく場所を確保して定住しよう

    慌てずに東へ広げていこう
    ただ食料を得るためにがんばって活動しよう
    僕も旅立つ準備は出来ている
    だからこれが僕たちがするべきこと

    昨日、勉強してたところは順列、集合、確率と期待値。
    5つに区切った場所の色分けの場合わけは5色の場合は
    何通りか、4色なら3色ならどうするか塗り方は何通り?という勉強。
    今日は円順列 手を繋いで丸く並べたら何通り?ってとこに進もうと
    思ってたけど、数学の勉強の前に色々、画像と音で教えてもらった。

    • 自分 -涅槃- より:

      困ったさん

      例えば邦楽のラブソングなんかを聴いてみなさい
      「あなたに会いたい」
      「この気持ちどうすれば伝わるの」
      みたいな歌詞が出てくる

      これを真我に向けているものとすれば
      すべてがスピリチュアルな内容に変わる

      つまりそういうことなのだよ

      恋愛も金儲けも
      趣味も充実も

      人の生きる目的とは
      本来あるべき場所に還ることなのだ

      そこに戻りたい
      だから人は眠る

      そこに戻りたい
      だから人は食べる

      本来ある満たされた状態
      それを思い出すだけでいい

      あなたの世界に出てくるすべては
      あなたを満たすためにあるのだよ
      そうして、欠けている部分が補われる

      つまりすべてで、「トータル」なのだ

  3. 困ったさん より:

    一つ、一つにお返事ありがとうございます。
    気づけたことは私は暇だということ。
    そして私のマインドは暇が大嫌いということ。
    人生は最大の暇つぶしとはよく言ったものです。生き甲斐を人生に求める内はそれを真理としたくはないが働くけれど。食べる、排泄する行為以外は本当に暇つぶしなのでしょうね。

    マインドは質問が大好き。私は質問なのだ。
    質問していないと暇だから。
    今日、すべき事をしてやる事終えたら、さて
    余った時間どうすごそう。と考え出します。
    普通の人なら、それこそビデオや漫画を見たり、のんびり空を眺めたり出来る、妄想だっていい、妄想でニヤニヤも出来る。のに私は次の仕事を作り出したくて仕方なくなる。

    自分さんに質問などもうないのに遊んでほしい(笑)のもあるけれど暇が嫌で質問がしたいのです。かといって、ゆっくり何かをするのも嫌。茶碗を洗っても、どれだけ丁寧に洗っても1時間はかかりそうにない量でも5分、10分で済まそうと気は焦る。子供のころは従兄弟と話しながら荒い、洗剤の泡を鼻にひっつけて茶碗荒いも楽しい遊びの一つだった。けど今は早く終わらすべきノルマにしかなりません。早く終わったからって次に何があるのかと言えば・・・。

    何も無い。

    父に「さあ!好きなことをしなさい、やりたいように生きなさい!」と言われたら。
    正直に・・・え?じゃあどうしよう。と困惑します。好きなこと…、えと、したいこと・・・。
    とりあえず今日の一通りの用事は終わったな。えと法律違反はリスク高いから、これ省くとして・・・。はて?後、残ったもので好きなものを選択・・・。えと家は欲しいが金無いから無理だな。ってか分譲だから名義は母だけど買う必要ないじゃん。とりあえず衣食住は十分とまでいかなくとも不自由はしてないな。さて・・・。家族関係か仕事かな。けど今できそうなことって…。

    好きなことをしていいよ。自由にしていいよ。といわれてこれほど思考を働かせないといけないと思いもよりませんでした。

    自分さんの不自由が自由を作る。枠があってその限られた範囲ないで色々動く、そこに自由空間を感じるは、なるほど・・・です。

    問いを与えてくれるのは数学だから、なんとなく暇つぶしに問いに答えてるけど…。
    本当は考えてる私はいなくて目の前に本が現れてそれを縦に横にしたりしても面白くないし煮ても焼いても食べても美味しくなさそうだから、中身に問いを作り出し問いに答えて遊ぶことで暇つぶししてるんですよね。

    ノルマが無いとやる事が解らないなんて
    生きてる間は私は質問する者でしかない。

    • 自分 -涅槃- より:

      困ったさん

      人生とはなんだろう?
      何かをノルマとして
      それをクリアしていくこともできるし
      何もせず
      ただボーッと過ごしていくこともできる

      大事なのは
      そのどちらかしかない、ということだ

      人生は無限なようであり
      実は2つの道しかない

      体験するか、しないかだ

      あなたがいろいろなことで悩む
      それは悩むという体験をしている

      つまり「悩む」というエリアにおいて
      あなたは生きている

      だが悩まないとき
      「悩む」というエリアでのあなたは死んでいる

      オンかオフだ

      生とはオンを選べるだけのこと
      やるか、やらないか

      人生とはどちらかを選ぶだけのものだよ

  4. 五月雨祭 より:

    ゼロの未来(映画)みたいですね。

    • 自分 -涅槃- より:

      五月雨祭さん

      テリーギリアムは未来世紀ブラジルで止まっていた
      新しい情報をありがとう

  5. 困ったさん より:

    場合わけや等差数列も向こうから問いかけてると思えば学校の数学のテスト勉強のような無味乾燥と違い、もっとウェット・・・どないかすると哲学的にも見えて嫌ではないけど、そればかりもと想い散歩に出かけました。夕焼け空と公園のバラ園が、たまたま偶然にこのいい時期と重なったけどこの季節はまだ猛暑もいっておらず風の感触が優しいから好きです。バラ園では昨日見てた色の組み合わせ、色とりどりのバラが咲き乱れてて意図せずいったとはいえ、ラッキー気分。そばにいた猫も近寄ったら逃げたけど夕焼けと色とりどりの薔薇と猫が絵的に印象的だと思ってたら触らせてくれました。触りたいと思ってたら完璧逃げられると思ってたから、まあ、これでもラッキー。クローバーの白い花も少し歩いた広場では綺麗だったです。昨日まで雨で鬱陶しかったけどいい季節ですね。

    ふと薔薇園のある公園の隣にオートテニス場があるのに気づきました。幼いころから変化の激しいこの都会でもずっと残ってて若い時も何度も友人や会社の人と訪ね変わらぬ場所なのに自分さんのテニスの例を唐突に思い出して新鮮な気分には浸れました。ありがとうございます。しばらくの暇つぶしは、最近、静かな真夜中に参考書開くの慣れてたから朝夜逆転を又、ひっくり返すことかな。朝が弱いです。

    • 自分 -涅槃- より:

      困ったさん

      その公園の隣のテニス場
      あなたが意識を向けたから
      それはそこに起こったのだ

      以前からあることは知っていたという記憶ですら
      あなたが意識を向けることで想起される

      すべてはあなたのフォーカスが
      その世界を形成している

      クローバーも雨も
      鬱陶しさも

      すべてがあなたという宝物なのだよ

  6. 困ったさん より:

    zeroの未来って面白そうですね。
    今日になってどんな映画だろと気になった。
    怖い映画なら・・・と思ってたけど、本当に似たような状態です。最近やってlogやΣの意味がなんとなく解りだしたから趣味の範囲は超えないけれど2進数の0乗は都合がいいから1にしてると思ってたけど!を使っての階乗になると少しだけ面白くなりました。

    なるほどね。何も取り出さない何もしないシーンもあるのか。2を1回もとりださない時もあれば2を1回とりだしたら2、2回なら4と・・・あんま趣味範囲外したら資格試験とか目指すより脱線ばかりで意味無いんだけど。
    何もしないというシーンも大事な場面の1つなんだろうなあ・・・。と。

    せっかく面白そうな映画なんだから見たいなと思ったけど残念ながら近くの映画館ではやっていませんでした。今日は大阪北区に仕事がらみで行ってたけど、やはり都会は疲れます。10代の時は毎日のように夜の都会にでてワクワク、未知、楽しいことは都会にしかないと思ってた。帰り喫茶店に入っても何となく疎外感を感じてしまう。急にリアル感覚を帯びお金のことや生活のこと、劣等感やら罪悪感やら、そして幾ら理解が深まっても諦めがついても、いつのまにか生活のことやお金のシステムには勝てなくて囚われて不足感と何も無い感と行ったりきたりなんだろうなぁ・・・。という感覚です。パワーバランスゲームを旨く乗り切ることも勝てる気もしない。
    出かける前に覗けばいつものように覚醒後編と一つであることの記事が目に付いた。
    内容に理解は深まった。いつもは反発して邪魔にしかならない数学も理解を深めるのに今回は役立ってくれたらしいです。最初のころ、それが出来れば苦労しない。無理!うそでしょ。ありえないわ的な頭から決め付けたような否定と疑問は無くなったけど、ここまで実感するには、やはり遠く曲がりくねった道だろうなあ・・・とつくづく感じてしまいます。

    • 自分 -涅槃- より:

      困ったさん

      世界にはあなたしかいないのだ
      それを忘れないようにしなさい

      他人、他人からの情報
      社会の動き、現状

      そのすべてがあなたの想像なのだよ
      誰かとのコミュニケーションを思い出してみなさい

      その他者は本当にいたのかね?

  7. buruku10 より:

    この自己管理の法でプロジェクトを作らないと
    なーにも始まらないんだな、と思いましたね。
    オンかオフだ
    生とはオンを選べるだけのこと
    やるか、やらないか
    人生とはどちらかを選ぶだけのものだよ
    この部分で入り込んでいた思考から抜けられました。
    記事を読んでいて
    疑問なのですがプロジェクトとはやりたい事
    のみを積極的に立てて行くべきか?
    それとも解決したい事柄についても立てて良い物なのか?という疑問です。
    問題解決に対するプロジェクトは自ら泥沼に足を突っ込むような気も少ししますが、積極的にやりたい気がしています。

    • 涅槃の書-自分 より:

      buruku10さん

      プロジェクトとは見通しのことだ。問題解決のためにやるのではないよ。

      たとえばあなた自身を水だと思うといい。水が流れるためには、枠が必要となる。それがなければ地面に無駄に拡散してしまう。

      人生を望みの方向に創造していきたいのならば、生命エネルギーがその方向に向かうように仕組みを作ることだ。誰もがそこへ向かう努力ばかりに注意を向けるが、それは枠を作らずに大量の水を流して、その一部を目的地に流そうとするものであり効率的ではない。

      だから努力すべきは「枠の制作」であり、あとは水のごとく勝手に流れていくだけに任せることだ。

      日々のリズム、精神のコンディションを整える工夫、必要な衣類や道具がさっと出せる環境づくり、快適な睡眠、栄養素、活動資金と活動時間の管理。

      手記は当時使っていたスマホアプリなど時事的な話を盛り込んでいるが、ノートとペンだけあればはじめることができる。

  8. aslan より:

    魚にとっての水のことをヘーゲル哲学でエレメントと言うらしい。
    エレメントが無いと魚は活動出来ない。
    私は、去年、一年かけて、エレメント作りをしたので、今年はすいすい生きれると言える。
    (逆にエレメントが出来ていない時点では何一つ実現しなかった。)

  9. aslan より:

    しかし、来世とか前世って本当にあるんですかね?
    もし来世(輪廻転生)があるならば、私は、今世で色々学んだお陰で、これからは哲学だとか小難しいことを勉強するまでも無く、何回生まれ変わっても、異性にはモテモテ、無から資産を築くこともお茶の子さいさいだし、他人に煩わされることも無く、いつも自分の好きな仕事を楽しんでやりながら生きていけると言う超ハッピーな人生を限りなく送ることが出来ることになるのだが、少なくとも人間界に生まれる限り。

  10. buruku10 より:

    自分さん返信ありがとうございます。

    やはりまずはフィジカルなのかな、と思い
    自己管理の法を読んでいます。
    毎朝5kmのランニングと野菜とたんぱく質を中心
    とした料理にフルーツなども食べてます。
    筋トレにもハマってしまいかなりハードにやってます。
    少し調べてみたのですが、ホルモンとかの関係で精神疾患の
    人とかにもポジティブな効果があるみたいです。
    僕もやっている最中は必然的に意識が身体に向かうので
    終わった後は心地よい疲労感と解放感を感じています。
    やるまでは面倒ですがやってしまえば、それだけでそこそこ
    の充実感があります。
    後は自分を捨てて色々やれるくらい器の大きさを
    持てれば色々広がるのかなーと思うんですけど、
    多分そこでエネルギーを無駄にしている気がしています。
    今日ランニングをして帰ってきてシャワーを浴び
    椅子に座った時に、凄い静かな時間がありました。
    水を飲む手や呼吸の出入り、身体の動きをはっきり
    見る事ができました。身体を見る、少し瞑想が
    上達しているような気もしました。
    引き続き身体を意識して生活を送ります。

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