風に人生を乗せる

社会心理学の用語で
「自己成就予言」というものがある
アメリカの社会学者である
ロバート・K・マートンが提唱した

これは願望実現の基礎でありながら
同時に現実に苦しめられる基礎でもある

よく挙げられる例として
ある銀行が倒産するという噂を聞いて
みんなが預金を引き出したら
本当に倒産したというものだ

「やっぱり噂はそうだった」となる

 

1

簡単にいえば

1.先入観をもとに対象に接する
2.すると予想していた結果が得られる
3.いっそう先入観が強まる

ここのプロセスには重要な点が2つある

ひとつは先入観は”無自覚”であること
そしてもうひとつは
予想された結果は必ずそうなることにある

銀行が倒産しなかったとしても
それはそれで予言は成就しているからだ

どうして「倒産しなかった」と考えているのか

“そう考えている”時点で
すでにひとつのシナリオにはまり込んでいる

銀行の話を
身近なことに置き換えてみればわかる

つまりあなたが
日頃接する他人や物事について
それが「相変わらずの光景」であるならば
すでにバイアスにかかっているわけだ

このように無意識に
握りしめている信念によって
現実はどんどん塗り固められていくことになる

言いかえれば
その塗り固められた模様とだけ
私たちは関わっているのである

 

2

では”本当の現実”とはなんだろうか
それは知ることができない

なぜなら本当の現実など存在しないからだ

現実は己の知った世界でしかない
AはBに関連し、BはCに関連する

そうして己の現実は「A=B=C」となる

たとえば働かなければ生きていけないし
ちゃんとしたプロセスを経なければ
恋人もできない

そう捉えてる現実が「事実」となる

 

3

だから現実を変化させたいならば

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