世界が悟っていないからあなたに悟りがある

その世界が悟っていないから
あなたに悟りがある
この意味をよく考えなさい

悟りがあるも
悟りがないも
それはただの概念

水中で水を汲む
バケツは一杯なのか空なのか

あなたはその日常の中で
他者に対して様々な思いを持つだろう
あなたが自我を遠くに見ていない限り
それらの思いは抵抗でしかない
「彼はよくわかっていないようだ」
「私の考えはこうだ」

だがあなたが自分の思考を
切り離して見ているとき
そのときも同じように
他者や自らに対して様々な思いを持つ

だがそれは勝負を超えた世界
「彼も自分も、本当はそんなことどうでもいいのに」
まあそんなニュアンスだ

なんにしろ
あなたは思考で物事を解釈する
それが悟ろうがなかろうが同じこと

世界とは実にどうでもいいことで渦巻いている
誰が幸せで誰が負け組だとか
今月の支払いだとか
将来の安心だとか
引き寄せがどうだとか
優越感や劣等感、希望、不安、etc..

いつもまでもその「現実」の目線でいる限り
超越を知ることはない
だけども薄々気付いているはずだ

あなたはいつも「現実上」の計算をする
求める答えは現実上にはないことを
わかっていながらあなたはその枠内で収まる計算をする
無論、現実の外側にある答えは導きようがないからだ

だがね、あなたは現実でのドラマなんて
実は本当にどうでもよいこと、それをわかっている
そうだろう?

例えば今月の支払いをどうするか、
そんなこと実はどうでもいいはずだ
だけども現実内で計算をするしかないから
支払いに悩んでいる

心の奥、マインドの裏側にいる存在に聞いてみなさい
現実とのギャップが苦なのだよ
現実を超えることが悟り
現実にいながら、現実を超える

さて最初に戻そうか
これは重要な引き金となる

その世界が悟っていないから
あなたには悟りがある

この意味をよく考えなさい

 


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