世渡り上手になる必要はない

人生が苦しくなることのひとつに
離れたところで自分に関わる問題が起こり
それについて苦悩している場合だ

たとえば遺産問題なんかはその典型だね

自分の知らないところで
勝手に話が進められて
損するんじゃないか
面倒に巻き込まれるんじゃないかとか

妄想が次々と浮かんで
その頭の中の対処に追われているようになる

同様に会社内のことにしても
行政のことにしても
人間の関わるところに生まれた問題は
単に「こうしたらこうなる」みたいに
すっきり受け取れないものが多いわけで

つまりこの「すっきりしない感じ」が
人生の苦そのものといえる

そして次の段階といえば
「すっきりしたい」がために
他人を疑いはじめるということだろう

「おかしいことになるのは
きっとあの人が何かをしたからだ」とね

そうして疑いだせば
そこから考えを積み重ねていくことは
できるだろうけども

しかし考えが積み上がっていくにつれ
そもそもの「土台」が
妄想から始まっていること
いつの間にか忘れてしまっている

それどころか
そうして忘れるからこそ
「現実化」することになる

たとえば疑った末に告発すれば
相手もそれに反発して関係は悪化するだろう

あなたにしても相手にしても
「あいつはひどいやつだ」という思いは
もう”既成事実”であり
こうして現実は固められていくことになるんだ

実際あなたが歩んできた人生
すなわち、
「いまここに成り立っている現実」とは
本当はそうではないことが
本当にそうなったことによってできている

心理学でいうところの
「予言の自己成就」とはこのことにあり

まさに自らの予言を
自らで成就させてきたことで
“己の世界”はいまこうして描かれているんだ

 

世渡り上手になる必要はない

では自分から離れたところで発生した
問題について
どう向き合えばいいだろう?

たとえば「処世術」というのがあるけども
要領良く世渡り上手になる方法みたいな
そんなイメージがあるね

だがそうして
うまく世渡りする方法を伝授されても
結局はうまくやれる人だけ
それをうまくやれるわけで

「これで人生がうまくいく」みたいな本は
多数売られているけども
実際その通りにならないのが本音だろう

だがどれだけ無数のテクニックが
処世術として語られていても
実はその本質はたったひとつだけなんだ

会社の上司や顧客にしても
家族や意中の相手に対しても

そのただひとつの基本さえ守れば
すべての処世術をマスターしたも同じとなる

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