生きていることは「行為」ではない それはそこに起こっている現象なのだ 現象を常に得ている 形のない情報のようなもの それだけが循環している たとえば口の中に意識 …

  誰かと話している 道を歩いている どんなときも光景が目に映っている いいかい「目に映っている」 それは文字通りだよ その外側にはなにもない その話し相手の誰 …

前回の続きとなるがね 生とは現象のことだ あなたが生きているのではない あなたが目的を持ってどこかに進むことが 「生」ではない いまそこで感じていることだけが起 …

生を「目的を見つけ進めるもの」とせず 単なる”現象”としなさい 生はただの現象─ そうすれば その場にあるものを感じ取るだけのものとなる …

壁を触りなさい 手が壁をつたう そこに手と壁がある だがその関係性 かたく つめたい おしのけられる そんな感覚をさらにシンプルにしてみる 言葉の表現は超える …

死とはなにか それは自我の消失のことである 肉体の死がイメージされるだろうが 熟睡や瞑想も死のことだ 自我がなくなるとき そこに何が起きているかといえば まあつ …

あなたを取り巻くあらゆるすべては 何も実在せず そしてそれを感じていると思っている あなたすらいない これは跳躍した「考え方」などではなく 日頃常識として思い込 …

シンクロニシティという言葉を知っているかな 今から100年ほど前にカールユングという心理学者が提唱した概念だ よく挙げられるのは 誰かのことを考えていたら その …

一日の始まり あなたは目を覚ます 見慣れた部屋の風景 家族と暮らしているなら みんなの顔、声、会話 昨日のこと、今日のことを話す 外に出てみる 無造作に置かれた …

思考、つまりマインドの世界がある それが多くの人が陥っている現実というもの そのひとつ上に感覚という次元がある 例えば体が感じていることを すべてチェックしてみ …