現実という幻想に気付く手記。日々追加。

新しい世界に住まうこと

同じ環境で生きていると そこでの常識や考え方に染まる それが人間というものだ たとえばこれを読んで 「へえ、そうなのか」とか 「親と考え方ちがうのに?」とか そ …

みんながいること

小説のなかに様々な人々が登場する 出会いがあって それぞれが何かを話したり 悩みを抱えていたり そうして物語は紡がれていく でもそれはとても不思議なことだね た …

愛の中で失恋をする

聖書には読みかたがあって そのまま読むと 壮大な神話にしかみえないけども あれは人間ひとりの世界を描いている つまり最初のページから最後まで あなたのことを書い …

何もないところに

お菓子を口に放り込むと 味がひろがる 何もなかったところに 味がうまれる でもすぐに消えていく 氷を触ると 指はその冷たさを感じる 何もなかったところに 感触が …

とても大きなもの

身近なひとを失ったときに なにか大きなものが そこに現れる 亡くしたり 失恋したり そんな経験があるならば そのとてつもない なにか大きなものを 知っているはず …

素敵な世界が実現していくプロセス

こだわっている思いを手放せば、それよりさらに良いものがやってくる。 これは幸福の法則のひとつだけども、なぜそうなるのかといえば、私たちはただシンプルに起きている …

大切なひとと永遠に結ばれるために

失恋したときや死別してしまったとき どうして悲しいのか 考えてみたことがあるかな 大事なひとがもうこの世にいない もう自分のそばにいない それは失恋も死別もおな …

湯呑みを置いたとき

何十年、あなたと暮らしている母が ミカンをむきながらこう言った 「実はあなたの本当の親じゃないのよ」 一瞬呆気にとられる 「‥え?」と声を出せるまでの ほんの束 …

幸福な夜

自由になりたいとあなたはいう そこで私はこのように伝える 「この世は自ら作り出している不自由だ」 あなたはそうかと頷き 満足げな顔で去っていく ところでこの世と …

Cadd9

ギターを小脇にかかえて コードをじゃらんと鳴らす いくつかの単音の集まり それはまるで 自分のみてきた人生 良くも悪くも たくさんの人と関わり 良くも悪くも 街 …

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