演技の世界と真の人間関係

たとえば現代は
「温もりがない」といわれたり

逆に他人を思いやろうとも
余計な詮索をしてしまい
躊躇してしまうとかいろいろあるけども

しかしそうして苦しんでいる限りは
温もりも思いやりも見出せないだろう

個々がすでに置かれた状況のなか
その相互関係によって引き起こされる悲劇は
それ自体からは抜け出すことができないんだ

それはお互いにもうすでに
「役柄」を演じているからであり
そうした”立場上しかたなく”
わざわざ不幸な世界を作り出してしまう

店に入るとあなたはお客をすでに演じて
お客の立場から何かを要望したりするだろう
そして”その立場において”争いが起こるが
いったいどうして
あなたはお客以外の何者かになれるのか

だからすでに出来上がってる関係を
あれこれ考えて
解決しようとするのではなく

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