思い出のなかで生きている

その人や事物をみるのではなく
その関係だけをみるのだ

すると世界はどのようだろう

細かなことにこだわるのは
相手や自分をみるからであり
その両者が釣り合っている天秤
つまり物事の関係性だけをみるとき
そこには一者しかない

誰かと過ごした思い出が輝かしいのは
過ぎてしまっていまさら
どうにもならないという諦めから
自他を超えたひとつだけが
そこにあったとわかるからだ

だからすべてが大切だったんだなと
あとになってわかる

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