夢の実現へのただひとつのハードル

叶えたい夢があるだろう

こんな憧れの暮らしがしたい
こんな理想の人と巡り会いたい

当然あなたはそのためには
自分が努力しなければならないと思っている

だがね、それを叶えるのは“自分”ではないんだ

「夢が叶う」というのは
たとえば”同じグラウンド”で
野球がサッカーに変わることであり
プレイヤーである”自分”からすれば
もうすでにサッカーのなかに立っている様子にある

そのように
「気づいたらそうなっていた」というのが
実現のプロセスなんだ

「同じままの素材」が別の意味を与えられたり
他との関連のしかたが変わるわけで
だから「夢が叶う=枠組みの変容」なんだね

繰り返しとなるけども
自分が世界を変えるのではなく
世界がごっそりまるごと”自分を含めて”変わる

野球選手とサッカー選手が違う眼差しで
そのグラウンドをみているように
人や物事だけでなく
自分の日頃の思考や価値観さえも
変化している様子にある

だから以前の自分にとっての「当たり前」は
もう完全には思い出すことはできない

「あの頃はこのように考えていた」と
振り返ることはあっても
それを完全に信じ切っていた状態には
戻ることはできない

なぜならその枠組みの外側から
当時を眺めているからであり
当時は己がいる世界の外側があるなんて
思いもしていなかったのだからね

つまりここに現実変容のパラドクスがあり
“いまの自分”が変えようとしている限りは
現実は変わらないのであって
「気づいたらそうなっていた」にはならない

たとえ強引に何かを変えたところで
それは「いまの自分」にとって無理したもの
重い負担や苦しみでしかない

結局何も変わっていないんだ

 

自分は世界を動かせない

じゃあ自分からではなく
世界から変わるにはどうしたらいいのだろう?

何もできないじゃないかとなるね
そう、何もできない

どんなに力ずくで押し迫っても
“自分”は世界を1ミリも動かすことはできない

だけどもまさにこのこと自体に
世界を変える最短の手順が隠されているんだ

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