自己管理の法(23)

映画でも小説でも
物語はシンプルであるほど面白い
それは単調という意味ではない
表面的には入り組んだ内容でありながら
根底にはシンプルなエレガンスがある
そうしたものは
形を超えた美しさがある

それを人生に採り入れたいとき
骨となるのは、あなたの在り方

現実なんてのは
面を剥がせばとてもシンプルなもの
あなたが勝手に
複雑困難なものとしているだけだ

世界は心の投影ゆえに
あなたがシンプルであれば
起こる出来事もシンプルとなる

他者があなたに向ける目も変わる
シンプルに愛を伝えてくる
シンプルに絆を繋いでくれる

無論、あなたがシンプルだからだよ

あなたが抱えていた複雑さと同じものが
世界から消える

欲望や憎悪など自我に囚われているとき
あなたの内部は世界のゴミで蓄積される
フタを開いてみると
色々なものが溢れかえっている

混信しているラジオのようだ
そんなあなたを見て
世界はリラックスしない

そして世界がそうだから
あなたも落ち着かない
その悪しきループを断ち切ろう

 

シンプルを極める

目標は思考をシンプルにすることだ
そのためには日々触れる物事、
環境や習慣から正していく必要がある

  • 習慣をシンプルにする
  • 部屋をシンプルにする
  • 会話をシンプルにする
  • 食事をシンプルにする

本シリーズで伝えてる通り
日常のルーチンは外部の道具に任せる
スマホのアプリやノートなりを使い
とにかく頭に溜め込んだり
頭で処理しないように徹底する

やるべきことはいまここに現れ
流れる動きの中でそれに対応する

次に部屋を片付けること
これもルーチンに加えると良いだろう

  • 風呂に入る前に3分間だけ片付ける

何かの行動の前に
短時間だけやると決め打ちしておけば
スッと動けるようになり
いつの間にか部屋はスッキリ
しているようになる
集中して一度にやらないことだ

何でもそうだが
一度にやるなど”流れ”に抵抗するやり方は
すぐに破綻する

会話をシンプルにするとは
つまり聞き手に徹するということだ
以前紹介した瞑想法のように
耳でものを観るように心掛ける

そうして意識が内側に向いているとき
会話の内容よりも
会話を交わしていること自体が
そこに残る
相手の声の中に
入っていけるようになる

だから会話術なんてのは必要ない
そんなもの意識が
外側に囚われているだけだ

「でも相手に不信感を与えますよ」

そう思うのは相手でなく、あなたであり
そう思う以上、そのようになる

だがそれも
あなたがシンプルでないゆえの発想だ

自分の話が
相手にはどう聞こえるだとか、
自分の姿が
他人からはどう見えてるだとか、
そんなくだらないルールは捨てなさい

それがあなたをダメにする
つまり存在の否定に過ぎない

あなたが生きているのだ
あなたが話し
あなたが笑うのだよ

だから物事を突き詰めれば
必ずシンプルに到達する
それが真実だからだ

 

食事や生活サイクルもスマートに

食事も同じ
グルメを楽しむのは良いことだ
だがなぜ必要以上のことをするだろう
いつも食べ過ぎているなら
半分の量で済ませなさい
食べる量は関係なかったとすぐにわかる

体は食べ物できている
つまり思考へもダイレクトに影響する
選べぶことが可能ならば
ナチュラルなものを
心掛けるようにするべきだ

史実で見る近代以前の人々と
合成添加物まみれの現代人とは
生きてることは同じなのに何かが違う

まだ体がピュアだった子どもの頃と
大人のあなたでは何かが違う

蓄積されてきたのは
知識だけではないのだよ
肉体を浄化することは
とても大切なことだ

生活サイクルもシンプルにしよう
リマインダーを活用すれば良い

指定時間にやるべきことを知らせて
必ずその通りにやることだ
これはスマホのルーチンで対応できるが
明日持って行くものを
事前に玄関に置いておくことも
立派なリマインドだ

やることの付近の壁に
メモを貼り付けてもよい

これらの効果は絶大で
まさに「シンプルなやり方」ゆえの
効能だといえる

帰宅したら玄関で革靴を直すと同時に
ジョギングシューズを出しておく
そうしてフラグを立てておくことだ
あなたは”流れのまま”に
ジョギングに出掛けている

つまり未来とはいま作られるのだよ

あと余計な物を減らすのは
言うまでもない

それに価値を感じるのは
手に入れたときと
手放すときだけだ

 

シンプルライフがタオの神髄である

そうして整えていくと
シンプリシティな本質が芽生えてくる

何か問題事が起きても
簡単に処理できるようになる
心の在り方が以前と違う

物事や対象に対して
どれだけ自分で強固な妄想を
作っていたのか
身に染みてわかるようになる

すべては大したものではなかった
もはや片手で大木を
持ち上げることができる

あなたは風のような身軽さを備え
ごく自然に宇宙の循環に流れるようになる

もう心を煩わせるものはない

 

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コメント・質疑応答

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  1. ONEPOINT より:

    昔の日本人は今よりも体格が小さかったのに
    女性が軽々と米俵を持ち上げているんですよね。
    力ずくではなくて本当に悠々と持ち上げている。
    今なら大男でも無理だと思います。

    身体感覚1つをとってみても自然と調和していたのだと思います。
    こういう分野を研究してみるのも面白いかもと思いました。

    • -自分- 涅槃 より:

      ONEPOINTさん

      あなたはいつも良いところに
      ポイントが向いているね
      それが名の由来かな

      >自然と調和していたのだと思います。

      そう、調和とはアドヴァイタのことだ
      女性の非力さと、米俵の重さの
      二元性が超えられるとき
      そこに超越が起こる

      物理法則なんてのは
      三次元の概念でしかない

      確率もそう
      瞬間ごとに到来する出来事もそうだ

      すべてはそのように
      “見ようとしている”から
      そうなるだけである

      この世界の背景には
      形なき可能性だけが漂っている

    • ONEPOINT より:

      自分さん
      私のポイントが良いところに向いているという自覚は全くないのですが…
      ありがとうございます。

      名前の由来は私がやっている合気道の重要とされる
      臍下の一点(臍下丹田というのが通常の言われ方だと思いますが)
      から来ています。
      この部分に意識を向けると心身が安定して重いものでも軽々と持ち上がるのです。

      昔の人は生活の中で自然とこのような身体感覚を
      身につけていたのかなと思いコメントさせていただきました。

    • -自分- 涅槃 より:

      ONEPOINTさん

      >自覚は全くないのですが…
      >ありがとうございます。

      私が返信をしようとするとき
      たぶん誰かがあなたのコメントを見て
      そう感じていたのだろう
      意識を通じてインスピレーションが
      あなたにそう伝えていた

      ちなみにあなたが書き込むときも
      それは意識から来ている

      書くことが進まないときは
      マインドが邪魔して
      意識の流れが止まっていることを意味する

      >名前の由来は私がやっている合気道の重要とされる
      >臍下の一点から来ています。

      ほお、合気道をやっているのかね
      良い話を寄せてくれてありがとう
      素晴らしい波だ
      その波がまた意識に循環していく
      多くの人に影響が起こるだろう

      ありがとう

  2. ONEPOINT より:

    合気道は無為自然の境地を体得できる絶好の場です。
    これからも続けようと思います。

    掃除が苦手な私でも毎日3分だけなら続けられそうです。
    食事は相変わらずシンプルではないですが
    できるところから実践していきたいと思います。

    • -自分- 涅槃 より:

      ONEPOINTさん

      コツとしては掃除も食事も
      流れるように配置することだ

      踏みとどまることなく
      ずっと駆け抜けられるように
      毎朝計画してみる

      計画したら
      途中で雑念が浮かんでも無視して
      必ずやり通すこと

      マインドは
      「それをやめる7つの理由」を作り出すが
      耳を貸さないことだよ

      やり通したとき
      彼はすでに行方をくらませているだろう

  3. ONEPOINT より:

    ありがとうございます。
    まずは休日に料理をすることから始めたいと思います。
    独身生活をしているときっかけがないと料理などしませんので…

    それとどんなものを食べるにしても意識的な食事は常に心がけたいと思います。

    • ONEPOINT より:

      早速今日は3年ぶりに料理してみました。
      といっても簡単なペペロンチーノですが。

      で結果は見事に失敗です(笑)
      オリーブオイルとコショウが足りませんでした。
      しかしこうした経験も他人に作ってもらっていたのでは味わえないと思いました。

    • -自分- 涅槃 より:

      ONEPOINTさん

      素晴らしい報告をありがとう
      何かを始めたという話は
      とても力強いから
      多くの人に影響を与えるのだよ

      料理に大切なのは
      暮らしを彩る要素であるということだ

      イタリアンなら軽快なジャズや
      ボサノバなどラテンなBGMを流してみると
      より楽しめるだろう

      食は味だけではなく
      目や耳でも楽しむものだからね

      特に我が国の現代人は
      ムードを作ることにまったく無関心だ

      それこそが人生の醍醐味なのにね

    • -自分- 涅槃 より:

      ONEPOINTさん

      よろしい
      食生活においては
      いままで「マインドが食べていた」ことに
      気付くことだ

      そこに気付けば
      食べることが瞑想となる

  4. ガルシア より:

    こんにちは。
    今朝になってふと、最近自分がずいぶん淡々と毎日を過ごしていることに気がつきました。
    淡々と生活する老人のようです。
    学生時代から年のわりに落ち着いているねと言われることがありましたが、それは外面であって内面は必ずしも落ち着きがあったわけではないのですが、内面の落ち着きも深まってきたように感じます。

    感情にも波がなく、幸福でもなければ不幸でもないといった心境です。

    以前体験したようなトリップのようなものが最近は起きておらず、劇的な体験がなかったので、てっきり自分は停滞しているのだと思っていましたが、今朝になって「そうか、これで良かったのだ」と思いました。

    この2ヶ月ほど、覚醒や悟りなどのことは置いておいて取り敢えずスペースを作ろうと、掃除や不要なものの処分、アイデアはメモに書いて実行、インスピレーションに沿って行動、服装は気分が乗るものだけを身につける、という生活をしていました。

    以前から日常的にあった得体の知れない疲労感に襲われることもなくなってきています。

    ありがとうございます。

    • -自分- 涅槃 より:

      ガルシアさん

      >今朝になって「そうか、これで良かったのだ」と思いました。

      そう、それだよ
      全く意図もせず計画をしたわけでもない
      その突然舞い降りたひらめき
      それこそがあなたを導くもの、
      つまり循環という川なのだ

      それは努力して掴んだものでもないし
      捻り出したものでもない
      ふと、あなたの中に現れたものだ

      いまこれを読んでいるね
      それは読もうとして読んでいる
      だが同時に周囲の音がある
      肌に触れる温度がある

      それらを意図せずに
      感じてみなさい

      すると時間の経過は消滅する
      あなたは時間の中に入る

      つまりあなたが時間となる

      あらゆる「目標」とは
      その表面的なものが本当のゴールではなく
      つまり勝敗や優劣を得たいのではなく
      その背景にある無記性を感じ取りたいのだ

      自己管理の法で伝えていることの意味を
      あなたはよく理解している

      その行間を読み取るとき
      そこに永遠の至福があるのだよ

      ありがとう

コメント・質疑応答

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