お金の”使いかた”について(前編)

お金の”使い方”に関する相談がいくつかきているので、全3回に分けてこちらにまとめておくよ。

実はこれはとても良いアドバイスを送ることができるものだといえる。なぜなら普段私たちは、ある考え方、捉え方に縛られていて、別の現実(新しい自分や新しい環境)を実現させるには「いま持っていない未知の何かを手にしなければならない」と考えてしまうからだ。

だがそれは完全に見誤っているのであり、いまの自分が少し目線を変えるだけで「ずっとここにあった見えていなかったもの」が見えてくる。実際現実変容とはそういうものだ。不完全を埋めていくものではなく、己が固定した捉え方をしていることに気づいて、それを変えるだけで良いのである。

よって最初から常に完全なのだということ、だから己の捉え方次第で現実はいくらでも変わる。

今回はこの理解をより深めていくために、お金の”使い方”を題材にして話を進めていくけども、これから話すことを「なんだそんな程度のこと言われなくてもわかってる」なんて“つぶやいてしまう自分”を観察することだ。

もちろん人間関係やライフスタイル全般にすべてに関わることである。

1.”動機”が欲しい

さてお金の「使い方について」ということだが、相談内容をみていると「手にするまではそれが欲しくてたまらなかったのに実際手に入れた途端に燃え上がっていたものが消沈して、また別の出費に満足を求めてしまう」という悪循環から脱したいという話、あとそんな感じで「欲しい、どうしても欲しい」という発作のせいで、月末の家計の帳尻を合わせるためにいつも苦心しているのでどうにかしたい、といったものだ。

そもそもどうして「出費したくなる」のか。それはもちろん、あなたに出費させることで社会はまわっているからだ。

その意味で言えば、欲しいと思っているのではなく、欲しいと思わされているのであって、実際、洋服であれ車であれ、飲み食いや旅行であれ、さらには結婚や我が子の進路や将来についてであれ「これが欲しい」と思わせる巧みな仕掛けを張り巡らせることが、この資本主義社会の根本理念となる。

ゆえに「欲しい」と思える”気持ち”が欲しくて、つまり「何か楽しみはないか」としてネットやらを探し回るわけだ。まるで池の魚が口をあけて待っているように、自分を動かしてくれる「動機付け」をいつも待ちわびている。

2.くだらない日常

これは二重のトラップにかかっているといえる。

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