人間であるということ

物質の次元に偏っては今の苦悩のままだし
意識の次元に偏るだけということもありえない
なぜならばこの文字を読んでいるからだ

釈迦は生きていた
食べて話して歩いて
持病に悩まされたこともある
冗談も言うし排泄もする
蚊の多い村は避けたりもした
そして最後は苦しんで死んだ

イエスは熱い
まるで愛あるパンクロッカーのようだった
世間に異論を叫び
その深い懐に多くの人を招いた
ロックンロール
それは彼のためにある言葉だ
ホットな眼差しに
その情熱に
誰もが虜になった
そして彼は正しかった
自分を犠牲にしてでも
世界を救おうとした

ニューエイジ思想はそこが理解できない
クリシュナのように
よくわからない生命体ならばいいが
釈迦やイエスはあまりに「人間」だった
超越者がなぜ形の次元にいるのだ、とね

覚者と呼ばれる人々
彼らは各々の経緯で「それ」を知った
だから何も案ずることなく
その生涯を過ごしたのだ

超能力でもなければ魔術でもない
ただ見ている世界が変容したのだよ
それまでと
そしてそれ以後と
大きく変わってしまった

例えばテレビゲームの中のプレイヤー
例えば戦争映画の主人公

彼らはその「世界」で戦うわけだが
彼を背後から見ているあなたがいる
そのあなたの視点がキーだ
だけども「彼ら」は
その世界でしか存在できない
存在しながら「あなたの視点」を悟れば
覚者となる

その戦争世界で何度も死に
その戦争世界で何度も悲劇に遭い
その戦争世界で何度もゴールに向かい
その戦争世界で仲間が虐殺される
どれほど絶望したことだろう
どれほど怒りと憎しみの涙を流したのか
だが苦悶のうちに射殺されても
気がつけばまたスタートラインに立たされている

世界を地獄とすれば
無間地獄だ
永遠にループする
それがあなたの生きているその世界だよ
そりゃ地獄だろう

かといってあちらの世界に逝くのかね
それはなんだか採算が合わないね
つまり物質の次元と意識の次元
そのバランスが取れていることがベストとなる

物質の次元を超えたらあなたは何もなくなる
あくまでテレビゲームという枠があるから
あなたはその世界を認識できているのだよ

あなたがカタチの世界を心から理解をして
なおかつその背景に無限に広がる至福を悟る
そうした生き方がスピリチュアリティだ
そのようなバランスをこれからは記していこう

人生の先輩と呼ばれる人々がいる
ただ生きてきたことで多くの智慧、
そして人生の秘密に気づいた人たちだ

あなたの近所で暮らすおばあさん、
長きに渡り会社を存続させている会長

そうした人々は
スピリチュアル本なんて読むまでもなく
自らの人生でその「奇怪さ」その「不思議さ」
そして「奇跡」を体験してきた

言葉にはしないだろうが
「人生とは自分たちが思っていることとは
別の何があるらしい」そう勘付いている

彼らは結果的にバランスを得たのだ
バランスとは中観
つまりは「覚者」なのだよ

 

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