なにも気にしないでいられる秘訣

今回はわかりやすさのために
次のように定式化してみよう

体調と心はつながってる
そして心が現実を作り出す

だから「体調=心=現実」となる

もしあなたがこれまでの手記を
読み込んでいるならば

たとえば体調を
「エネルギー量」として読み替えれば
より理解が深くなる

エネルギー量とは
大いなる流れの”濃淡”のことだね

もちろんわからなければ
頭にいれなくてもかまわない

「体調=心=現実」のままでいこう

 

呼吸をはじめるとき

さて人生を振り返ってみれば
まるで奇跡のように安泰だった時期
あったかもしれない

普段はいつもいろんなことを警戒していて
案の定次々起きてくる問題の対処に
追われていることが大半だが

しかしその”安泰だった時期”は
警戒態勢は完全に解かれており
じゃあ危険に晒されているのかといえば
そうではなく
不思議なことにまったく問題が起こらなかった

そんな覚えが
これまでにあるかもしれないということだね

たとえば例としてなら
あなたがお店を経営していて

売上げに不安になって
日夜あれこれ不安になったり
そしてその対処をしているときは
お客さんは閑古鳥だったのに

ところが別の楽しいことや
満たされる出来事があったこともあって
ほとんど店のことを気にしていないとき
なぜだか千客万来となる

客足が戻ってきたから
店を気にしなくなったのではない

むしろそのパターンだと
束の間の安堵で終わって
すぐにまた不安定な状態にはまり込むだろう

だからそうではなくて
そもそも先行きを気にしなくなったら
なぜか売上げが安定しはじめたということだ

そうして安定しているからこそ
将来を不安視することがない

そんな相乗効果にあるとき
まるで店が命を宿して
自らで呼吸をしてるかのように
“手放し”で安泰は続くんだ

 

“自分”はなにもできない

店がそうして自らで呼吸をはじめるとき
それはもちろん
いろんなことが絡み合っている

世の中の景気やその街のムード
お客さんたちの意識もそうだし
ライバル店の出現や消失などもある

それは店主である自分には
到底コントロールできるものではない

だが店が自ら呼吸をしているというのは
そうした絡み合うすべてが
ひとつの調和をもって
自律的な運動をしているということにある

それはいまあなたが呼吸してるのと同じだが
単に息を吸ったり吐いたりしているだけではない

呼吸する酸素があり
酸素をつくる植物が生息し
植物が活動するには地球や生態系はもちろん
太陽や宇宙全体のバランスがなければならない

いつも話していることだね

だがもっと大事なポイントがあって
それはあなたが呼吸していることを
意識していないからこそ
まるで”体”は命を宿して
自らで呼吸をしているようになる
ということだ

もちろんわざとこうして書いているが
しかしあなたが呼吸を意識するとき
その呼吸は不自然になるだろう

意識を向けないほうが
自然であるけども

だがそれはむしろ
呼吸など起きてるのかさえわからないほどに
“安定している”ということだ

わかるかい

“安泰”とは
「安泰できないこと」が
そもそも不可能なのであって
なぜならそこにはなにもないからなんだ

 

どうして悪魔は入ってこれたのか

だから安泰が終わるときというのは
自分が再びそれを
気にしはじめたときであり
すなわち「そこに姿が現れたとき」にある

不安になって
なにかを気にするというのは
当然良い気分ではない

息が詰まったようになり
人生が断たれたような絶望感に苛まれる

だがここにもうひとつ大事なポイントがある

それは安泰だったのに
どうして再び気にしはじめたのかということだ

たしかに
いろいろ考えてたら不安になってきた
というものあるだろう

だが多くは
無意識のうちに不安な気分に染まっているわけで
そしてその気分が
何かを気にすることのきっかけを与えてしまう

言いかえれば
別に不安になろうと自ら意志して
不安な考えにはまり込んだのではないんだ

つまりあなたの意志で
安泰を壊してしまったわけではない

その悪魔は突然にやってきた

平和で楽しく暮らして
何の警戒をせずとも無問題だった
あなたの王国に暗い影が忍び込んできた

でも奇妙だね

心が現実をつくるのであれば
なにも気にしてなかったら
そのような影は入ってこないはずだ

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