この世の素晴らしさが眺められるところまで

注意深く世界をみつめること。

家族が話した言葉のなか、たまたま目にした雑誌の一文、車のナンバープレート、看板の文字、そうしていま現れてるものは、少し前に己が目にしたことや心に浮かべていたこととつながっている。そしてそれもまた、さらに前にあったものから続いている。

普段は”無意識のうち”に見過ごされているが、言いかえれば、こうした高次の観察に意識を向けるほどシンクロをよく発見するようになるわけで、そのまま引き継がれていたり、見た目は違うが深い関連があったり、様々に姿を変えて”あなたの思い”がずっと続いているんだ。

だから心をより研ぎ澄ますならば、つまり自我という目隠しを取り払うならば、この世そのものが、実は「同じひとつの何か」をいろんな角度や多彩な表現でこのようにみせているだけなのだとわかるようになる。

 

あなたの心のなか

これは2つの大きな気づきに到達することになる。

ひとつは、どんなに不幸な状況に陥っていても、この世を体験しているというまさにそのこと自体が、”あなた自身の安全”を保証しているということ。

そしてもうひとつは、あなたの思いひとつで出来事は変化していくということだ。

たとえば人や仕事や生活に「良い心がけ」をすれば、それは必ず返ってくる。

「良いことをしてるのにぜんぜん返ってこない」というなら、

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