Just Do It.
書店の自己啓発の棚
あなたは今日もそこに立ち寄る
・金持ちになる方法
・幸運になる為のいくつかの習慣
現実を変える法とは
Just Do It.
行動あるのみ
確かにそうだ
だがあなたは
また同じような内容の本を手に取る
そしてうんざりする
「書かれていることを実行しよう
そうすれば俺は、私は、ハッピーになれる
この現実から脱することができる」
何度も同じ期待に駆られて
何度も可能性だけが広がって
だけども現実は何も変わらない
「柔軟な思考になる方法」
そんな本に支配されて
柔軟な思考ができなくなっていく
いいかい
その現実から脱する方法とは
「現実から脱する方法とは」の答えを
探そうとしないことだ
どれだけ引っ張り出したところで
「現実から脱する方法とは何か」
そういう問いだけが金太郎飴のように出てくる
あなたとはそもそも「問い」のことだ
マインドは「問い」そのものであり
だから「答え」を探し求める
だが「問い」はあくまで「問い」であり
何かに変容する、
つまり「答え」に姿を変えることはない
1+1= とは 1+1= なのだ
マインドは2であってほしいだろうが
それは「2」じゃない
あなたの見ているものとは
あなたの心の情景
「そうとしたもの」はそうなのだ
あなたがその見方を変えない限り
何も変わらない
いつまで経っても
2というカードは出現しないのだよ
脳科学の分野になるが
例えばあなたが
目の前のコップを手に取ろうとする
その行為よりほんの少し前
コップを手にしたイメージが
先に浮かんでいる
だから手に取ろうとするのだ
その行為以前のイメージを意図という
だけどもイメージの時点では
コップを手にしていない
だから「意図」と「実際」という
ギャップを埋めること
それが「行為」となる
行為とはその中間が埋められる流れのこと
これが現実の生成方法だ
つまり家は2度建てられる
先に図面上でイメージが創造され
その「空白の水路」を水が流れていく
そうして家は完成だ
ここにヒントがある
コップを手にしたイメージが浮かんでいるとき
それは「浮かぶ」ではなく「浮かんでいる」のだ
つまり「浮かんでいた」わけであり
あなたの意思はどこにもない
あなたが「可能性」とだけ見ているとき
それは創造されていない
それどころか「これでハッピーになれるかも」
そういう期待だけが現実となるから
空回りとなる
あなたがそれをカタチにしたいのならば
脳の補完作用をうまく使うことだ
スピリチュアルに言ってしまえば
ハートを意識に向けるだけでいい
あなたがコップを手にしようとするときも
あなたがチラッと見たときも
あなたが一歩踏み込むときも
「すべては2度行われている」ことに気が付けば
あなたは何にでもなれる
何事も一度イメージとして創造されたものが
カタチとして出現するのだ
それがあなたの世界
右を見なさい
ほら右がある
「右を向きたい」という意思の話ではなく
見た瞬間に見えているのだ
それはそこにはないものだ
あなたが見たいように見ている
だから啓発本を手に取る前の方が
あなたは軽やかだった
希望に満ちていた
その希望がカタチとなっていた
あなたのハートに満ちた希望が
「手に取った啓発本」を作りだしたのだ
あなたは2度作られるイメージの補完を
ただ見ているだけ
それが無為というものだ
ハートで生きる
今に在る
それらは「見ている」ということ
ただ水が流れるがまま
満たされるがまま
あなたが水そのものだ
川の流れは
己が流れていることに気付くことができない
だが流れている
流れていたのだ
その真実を「見ること」自体が
Just Do It.
この言葉の持つ意味だ
あなたが行動をしているのではなく
行動が起こっているのだよ
自分が動こうとするのではなく
世界から起こさせなさい
Notes あなたの世界, ゼロ, 世界を変える, 充実感, 幸せになる, 循環, 無為自然, 生き方
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>自分が動こうとするのではなく
世界から起こさせなさい
ここも詳しく教えてもらえますか?
世界から起させるとは?
世界は二度生じる理論は従来の自己啓発でも言われていることなんですが、その一方で、涅槃の書で言われる「世界を起こす」と言う発想は新しいと思いましたが、
要はイメージングありきということでしょうか。
強力に弁護士の世界をイメージすると、気がつくと自然な展開で弁護士になってるみたいな?
>サボさん
>鯤さん
あなた方はまた同じところを
ぐるぐると廻っているね
いいかい
問いは問いだよ
あなたの問いがそこにある
だがあなたなりの解釈があるならば
それが答えだ
そしてそれらが違うような気がするならばそうだ
「なぜ」を捨て
そこにあるものを見つけなさい
してはならないのは
ないものを見つけようとすることだよ
そこにあるものを見つけなさい。
そこにあるのは、「そこにあるものを見つけなさいと書かれた文字」です。
これ以上に踏み込むと、そこにないものを見てしまいます。
鯤さん
よろしい
そしてもうひとつ見つけよう
それは
「これ以上に踏み込むと、そこにないものを見てしまいます」
これでワンシーンだよ
自分さん
>いいかい
問いは問いだよ
あなたの問いがそこにある
だがあなたなりの解釈があるならば
それが答えだ
そしてそれらが違うような気がするならばそうだ
とのことですが、これは必ずしもそうとは言い切れません。
自分さんの論法が妥当する問いは、いわゆる哲学的あるいは実存的問いには比較的親和性があります。
ただ哲学的な問いでも高度に論理性のある問いには当てはまらないでしょう。
それに対し、ある結果ないし正しさが求められるような問いには当てはまりません。
例えば医療などです。
医者が「この病気は何だろう? その原因は?」と問いを発した場合、その答えが正しくなければ医療ミスです。
>だがあなたなりの解釈があるならば
それが答えだ
そしてそれらが違うような気がするならばそうだ
とはなりません。これらは学問的分野やセオリーが確立されている分野はすべてそうです。
どこかで弁護士の例が出ていましたが、弁護士になるには司法試験に合格し、司法研修所を卒業したうえで、各都道府県弁護士会に登録しなければなりません。
勝手に司法研修所に入ろうとしても追い出されるだけですし、勝手に事務所の名前を挙げて営業をしてもいずれお縄になるだけでしょう。
ですので、問いに対する回答は、問の性質に合わせてしなければなりません。
自分さんの記事には、しばしばある種の現世利益的な記事が出てきます(たとえば出会いを見つける、弁護士になるなどなど)。
これらに対しては実存的な問いとは異なり、いかにそれらの対象を自分のものにするかという結果を読者は求めております。
そして自分さんの記事の書き方も一見そのような趣旨に沿っているように読めます。
私はそういう意味で(結果を出す方法の回答として)質問をしています。
もし自分さんがご存じであれば教えてください。
サボさん
あなたは可愛いね
それでいい
あなたがそうならば、そうなのだろう
だがこれにはひとつの解がある
あなたがそうでなければそうではない
ということだ
これが回答だ
自分さん
よく意味が分かりません。
>あなたがそうでなければそうではない
ということだ
これは(例えとして弁護士にしますが)、私が勝手に弁護士事務所を開いて営業しても、私がそれで通用するあるいは納得していれば、弁護士としてやっていける世界ができるということですか?
サボさん
そうではないよ
「よく意味がわからない」がそこにあるのだ
あなたは意味を求める
だがあなた生まれてきたときに
意味はあったのかね
あなたが幼少を暮らしていたときに
意味はあったのかね?
いつからか意味を求めはじめた
例えばその弁護士事務所でもいい
なぜそれをやるのか
その意味を前提にあなたは
弁護士事務所をはじめる
私があなたに伝えているのは
弁護士になる方法ではない
だがあなたはケースを変えてそれを求めている
私が伝えているのは
あなたがそこにいる素晴らしさだよ
綺麗事でもモラルでもない
あなたはそこにいる
それだけでいいのだということを
受け取りなさい
すべての「質問」は
あなたを苦悩の底に向かわせる
だがそこも悪くない
私も長年そこにいた
まあなんだっていいのだよ
あなたの疑問も
あなた自身が
「別にどうだっていいか」と頷くとき
世界はキラキラと輝くだろう