神はどこにいるのだろう

あなたが死ぬ

すると経験していたすべては消える
見たもの、聞いたもの、触れたもの
それらすべてが消える

あなただけが消えるのではなく
すべてが実在しないものになる
当然そうなる
あなたが死ねば
一体誰がそれを見たり聞いたりするのかね?
受け取る側がいなくなれば
発信側、つまり「すべて」は
存在ができない

誰も知らないテレビ番組
誰も知らないから実在しないのだ
本当にあったのかも誰も知らない
なぜなら誰も知らないからね
それと同じことがあなたの死で起こる

世界とはあなたの認識がすべてだ
つまりあなたが死ねば
すべては無になる
あなたが認識できなくなるから
それらは消滅する

考え方としてはこうだ
逆に捉えれば
世界はあなただということ

釈迦やキリスト、他の聖人たち
彼らの教えは「本当」なのか?
彼らはこの世は幻想だという
だから幻想に惑わされず楽しみなさい、
満喫しなさい、そのように説く
だけども本当にそうなのだろうか

それはあなたの死でわかる
あなたの認識が終わるとき
すべては認識されなくなる
では「それら」はどこへ行くのだろうか
あなた以外の残された人々の手中に渡る?

いやいや

あなた以外の人々ですら
あなたの認識の中だったのだよ
まして釈迦やキリストすら
あなたの認識の中だ
あなたが死ぬとき
彼らも実在しない

あなたが生きている限り
あなたの知っているものは
そこに在り続ける

それは平行線だ
物体と影の関係のようだ

「それがある限りそれもある」

あなたがある限り
それらは在り続けるのだ

だからあなたがすべてなのだよ
釈迦もキリストも
あなたが知ったから在り続けるだけ
つまり「神」とはあなたのことだ

世界の創造主
それは当然ながらあなただ
あなたの死は世界の死だ
カリスマ俳優も
可愛い女の子も
あなたの認識が終われば
みんな一緒に消える

ある高校球児がプロ野球に入団し
目覚しい活躍の末にメジャーリーグに渡る
そういう経緯ですらあなたなのだ
あなたが終われば
そのストーリーも消える
あったのかすらわからない
すべては夢物語

さて、この手の話を理解できたなら
それを前提に幻想を進めてみようか

幻想を幻想とするとき
それすらも幻想であることに気付く
結局は幻想以外なんてないのだ
幻想以外とは認識を超えたエリア
それは知ることができない

知ること

それは必ず幻想の範疇となる
あなたの認識とは
すべて幻想

すべてはあなたの認識の配下にあるということは
つまりあなたのジャッジで
世界はいくらでも変容できるということだ

どんな出来事でも
あなたが「快感」とすれば
すべてはエクスタシーに満ち溢れる
すべて「あなたの中のお話」だからね

あなたが日々予想もできない起こる出来事に
「不安」「恐怖」などを感じれば
確かにその通りだ
完璧にそのようになる

なるもなにも
あなたがすべてなのだ
野球にルールがあるが
あなたの生は、あなたがルール
いつでもどれだけでも何度でも
ルールは変えていくことができる

何かの制限が迫ってきて
不安を感じているが
あなたが至福にすれば
それは至福になる

なにもかもあなたの支配下なのだよ
それをなるべく早い段階で知ることだ

今回の記述は
ある段階へ進む為のステップとなる

事実を書けばあなたは死なない
なぜならば
死んだことを「人間のあなた」は
知ることはできないからだ

知らないこと
それは誰も知らないテレビ番組
あなたは死なない
いつ死んだのか見当もつかない

だけども
「人間のあなた」が生きるとか死ぬとか
そういう認識をさらに認識している何かがいる
それがあなたの本性

部屋にひとりでいるならば
部屋に置いてある机や服、文具など
それらの視点で世界を見てみるといい
イメージで構わない

部屋の真ん中に畳まれた服から見た世界
机の上に転がったボールペンから見た世界
天井から吊られた照明から見た世界

各々の世界があるが
それらを見ているのはただひとりのあなただ
世界中どれだけの人々が
どれだけのドラマを体験していようが
実際に見ているのはただひとり

あなたという人間は
その部屋の消しゴムに過ぎない
だんだん消耗して最後には存在を失う

だが「見ている」そのひとりは
永遠の中にいる
あなたのその「人間」が終わっても
何も変わることはない
部屋の消しゴムがすり減って消えただけ
あなたは消しゴムが消えたという
部屋の風景を見ている

それが神の視点
つまりあなたの本性となる
ただしそれは「知る」を超えた世界だ

 

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