ヒーリングライフ(2)

walter3

実践に入ってもよかったが、もう少しだけ原理的なところを理解しておくほうが良いだろう。あなたは常に無意味であることを避けて「意味のあること」ばかりを求める傾向にあるからだ。まずその行為の”無意味さ”を知ることから、始めなければならない。

地球上の法則とは数字のことだ。すべては数値化されている。お金や栄養価、重さ、長さなどもそうだし、時間を”感じること”もそうだ。それが三次元世界のルールとなる。だが高次に数字は力を持たない。つまり現象化されたものはすべてにロットナンバーがプリントされるが、意識が”現象化すること”においては計算は役に立たないということだ。

思考的な生き方の限界

ゆえにマインドは常に計算屋だ。現象化されたブロックを油断なく睨み続けている。計算は常に限界の中にあるからだ。1+1は「2」以外になれない。それを3にしたいなら、別の計算式から1を持ってこなくてはならない。お金や時間が足りないなら、何かを削って余剰分を作り出さなくてはならない。

アインシュタインのE=mc2ですらそれ自体が制限なのだ。だが数式を書き連ねたノートの外に出てしまえば、数の世界を超えることができる。全体は部分の総和を超える。それが高次であり、本書が伝えている意識の次元(無限=ゼロの世界)となる。

しかし今回はそのノートの中、つまり意識の次元は脇に置いて「すでにある現実」をスマートにしていく話に照らしてみよう。「現実とは数字が書かれたブロックの並べ替えに過ぎない」ということを念頭に入れて読み進めてほしい。

スタイルを変える

「腹が満たせるならどこで何を食べようと同じ」そんな生き方をしていないかね? あなたにとって、快適さや優雅さというのは無意味なもの、または贅沢品にしか見えていないかもしれない。

ブロックの並べ替えには、一度その「式」を崩壊させる必要がある。あなたは「2」という答えを生むために「1+1」だけをやってきた。それがスタイルだった。だが今後はそれをやめて「0+2」や「3-1」という別の方法を知るということだ。

一見どちらも「答え」は同じように見える。ゆえにあなたは「そんなことに何の意味もない」と慣れた等式(生き方)だけに甘んじてきた。だが実際にやってみればわかってくるだろう。世界は答えではなく式の側にあるのだとね。それが無限の創造性のことであり、どんな式もゼロに回帰するものだと気付けるようになる。幸せになれないのは、答えばかりを見ているからなのだよ。

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