大いなる力に助けてもらうには

どうにもできない心の状態に陥ったとき、周囲の人たちに「自分の心配をかけさせたい」と思うか、それとも逆に「心配をかけさせたくない」と思うか、その選択はあなたの今後の命運において重大な分かれ道となる。

前者の「心配をかけさせたい」、つまり「自分を心配してほしい」というとき、あなたは個人の視点で世界をみている。それは「分離した世界」に足場を置いている。

海に浮かんだ丸太にしがみついているようなものだ。

その心には「自分はこれだけ大変だということを知らしめたい」とか「自分をかまってほしい、認めてほしい、包んでほしい」そういった愛の求めがあるわけだけども、だが「最初から分離している」わけだから、求める限り、愛を逃し続けることになる。

そうやって自ら逃していることを他人のせいにして愚痴ばかりをこぼすことになる。

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