社会で生きていくために(5)

人間の肉体は地球と同調する。地球は循環を繰り返している。それは人間の目からは破壊と創造の連続にみえる。どちらかといえば破壊ばかりにみえる。死、喪失、離別、去っていく過去、そうした「破壊」に人間は恐れる。

それは夕方に太陽が死に、しばらくすると新しい太陽が誕生していると思っているようなものだ。実際は同じ太陽が人間の見えないところを通って循環しているだけである。

つまり地球のそうした活動に同調した人間(無意識な人間)は、私たちの目から見れば破壊(誕生)の存在に映る。殺人、強姦といったものから、他者を傷つけるような言動、他者を盾に己を保身する行為、いわゆる「悪意」として映るものは、地球の平然たる活動を表したものであり、社会というルールがそれを悪意に感じさせているのだ。

なぜこの話を繰り返すのかというと、これを理解していないと次へ進めないからだよ。私たちの体は地球からの物質でできており、地球と同じプログラムで進もうとする。だけども社会という人間界のルールがそれを認めない。だから誰もが理由のわからない虚しさ、焦り、不安を深層に常に抱えて生きている。

かといって地球の欲動通りに行動すると社会では罰せられ、そして社会的に生きてきた自分に罪の意識が課せられる。

だからどちらを選ぼうとも不幸である。これが前回までに話したことだ。

 

地球上の無限ループ

人間は地球の欲動通りに生きている野生動物たちとは違い、神の可能性を持った存在であると古来より伝えられてきた。ここで注意しなければならないのは、それを「社会的な意味」で受け取るならば何のステップにもならないということだ。

たとえば哲学の分野なんかは常に対立した議論のなかにある。俺が正しい、いやいや正しいのは俺だろ、とね。また金持ちになって満たされたい、あの人と一緒になって幸せになりたい、というのも同じレベルにある。

いくらそのアイデアが解放感を与えてくれそうだとしても、実際は「地球←→社会」をループしているだけに過ぎない。地球の欲動を社会的な隙をついて流し込もうしているだけであり、やがてそれは罪責感や虚しさに転化する。

沈みゆく太陽に恐れ、どうすれば明るさを失わずに済むか、そっちばかりに頭が向いているのだ。

 

1.解放

先に結論を書いておこう。

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