過去の荷物をおろせば明日は来なくなる

あなたのその人格
人格を形成するもの

性格もそうだし
持ち続けている焦燥感や不安など
断ち切れない感情もそうだ

それらあらゆる要素を統合した
「現時点のあなた」が人格
要素の統合がそのいまのあなただ
つまり「いまのその気分」は要素の統合となる
あなたのお馴染みの「自分のムード」

マハラジの話を借りよう

「あなた自身を過去も未来もない、
一時的なものとして考えてみなさい
あなたの人格は消え去るだろう」

あなたに記憶がなければ
ただその場に存在する「何か」となる
過去がないから
その人格を立証する手立ては何もない
その状態が本来の「いま」であり
つまり純粋な”世界”だ

“世界”とするのは
もはや「あなた」がいないからである

 

過去の荷物をおろす

あなたはいつも何かを気にしている
明日や月末のこと
誰かのこと
街を歩けばすれ違う人々の視線
やらなければならないこと

それらの「気がかり」は全部過去からの荷物だ
その荷物に埋もれている様子
それが一生続いていく

荷物を下ろしてはどうかね
すべて下ろして身軽になったら
そこには誰がいる?

何も気にしないあなた
何も知らないあなた
何も主張のないあなた

ただ透明な受信体がそこにある
もちろんまた荷物を担ぎ出すだろう
明日はやってくるし
月末がくる
そう信じてあなたは荷物を担ぎ出す

いいことを教えてあげよう
あなたが荷物を下ろしている限り
明日は来ない
明日とは荷物のことだからだ
未来は過去が作り出す
いわば過去から伸びた長い影のようなもの

あなたはつかみ所のないその伸びた影を見ている
それが明日であり月末のこと
なんだかよくわからないその黒い影に
あなたは戦おうとする
無論、勝てない
だから焦る
ToDoを作る
予定を作れば安心する
だから予定だらけにする
そうしてまたその先へ影が伸びていく

荷物をどんどん減らすのだよ
経済的に豊かな生活に満ちたければ
収入を増やすことよりも
支出を減らす方向に目を向ける
それはお金への執着を捨てるということ
それが「金持ちになれたら幸せだろうな」という
あなたの手にしたいものだ

経費や時間を費やして
収益を上げていく道は常にリスキーだ
綱渡りを渡り終えるたびに一時的な達成感を得る
そうして精神はやせ細っていき
いつも戦場にいたことに気が付く
多くは手遅れだ
あなたは回避不能な地雷原に立っている
一歩足を出せばドカンと身体が吹っ飛ぶ

あなたはスピリチュアルな教えを読む
一歩踏み出せとある
だが戦場でそんな教えは身の崩壊しかない
あなたは八方ふさがり
地雷原を抜け出す方法はないか
そんなことを考え続けて数年

どんな教えであろうがあなたなりの解釈になる
あなたが戦場にいれば人影は敵の部隊だ
油断したら殺されるかも知れない
だが登山で遭難中に人影があれば希望だ
あなたは助けてもらえるかもしれない

だからあなたが地雷原にいるとき
すべての教えはさらに危険を味わせることになる
方々から敵のスコープに狙われ続け
一歩前進すれば地雷を踏む
どうして「教え」があなたを救うのだろう
あなたは理解できない
そりゃそうだ

すべてはあなたが変わらなければならない
あなたが戦争ごっこをやめればいい
そうしたら「教え」が光を放ち出す
マハラジが戯言から魔法の言葉へ変化する

もともとそうだったのだ
あなたがまるで見ていないだけだった
宝くじで確実に儲かる方法とは買わないこと
こうした逆説はあなたに瞬時の楽しさを与える
しかしそれでも宝くじを買い続けるのだろう
将来の大当たりを期待してね
何も理解していない
その「楽しさ」があなたの欲しいものだ
その「楽しさ」は過去も未来もない
そこにある純粋な世界

あなたが「いま」に在りたいならば
いくらでも方法はある
今回は荷物を下ろすことを書いた
つまり過去を持ち運ばないということだ
過去がなければ未来という影は伸びない

たったいま生まれたばかり
そう悟りなさい
本当にそうなのだから

 

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