不思議のチカラ

もしいつもどおりに眠りに入って
そのまま死んでしまったと想像したら
それはとても不思議に思うだろう

なぜなら考える自分もいないから
死んだことは知らないし
生きていたことも知らない

知らないということさえもない

自分はおらず世界もない
いつもの部屋もいつもの顔ぶれも
街もカレンダーも空も匂いも
痛みもない

だから不思議に思うはずだ

想像すらできない
想像するべきものがなにもないからだ

だけどもその不思議な感覚は
いろんなものが存在する世界が
先にあるからだろう

じゃあ逆にしてみたらどうだろうか

つまりなにもないのが当たり前であって
それが先にある

するといまいろんなものが現れてるほうが

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