夢と現実

誰もが大きな理想を掲げて
いつかそれを実らせようと励む

まだそれが漠然とした夢だった頃は
自分自身を輝かせる希望だったけども

だんだんそれが
具体的な姿を現わせてくると
もう希望ではなくなる

そこに早くしがみ付きたいという
焦りや期待ばかりに
背中を押されているようになるからだ

そして大体は
自分の腕の長さじゃどれだけ伸ばしても
その宝石に触れることができないのだと
気づくわけで
惨めで悔しくて人生を呪ったりもするだろう

だがここに運命の分かれ道があってね

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