「なんでもない」がどこにもない

まだあなたが子どもだった頃
幸せを感じていた様子が
いくつか記憶に残っているかもしれない

だがそれは大人になったいまのように
なにか喜ばしいことや
褒美があったわけではないだろう

夕方の賑わう通りをみれば
みんなこれから家に帰って
それぞれのことをして過ごすんだなとか

早起きした日曜日の朝とか

そんな光景のなかで
満ちたなにかを感じるあなたがいた

世界はとても明るくて
頼もしい光に満ちていた

たしかに大人になってからも
週末の街で友達と待ち合わせしてるときの
少し胸が躍る感じは
子どもの頃のあの包まれたなにかを
そこにみているのかもしれない

目的も理由もなく
ただそこにいるだけで楽しかったように

「なんでもないこと」が素晴らしかったようにね

 

なにかがなければ落ち着かない

たとえばベッドに寝転がって
漫画を読んだりする時間が好きなら
実はそれは漫画が楽しいのではなくて
それをしていること自体が楽しいんだ

だけども大人になるにつれて
楽しさの「理由」を”突き止めて”しまう
つまりその漫画自体を追求してしまうわけだ

ゆえに疲れ果てた毎日のなかで
「あの漫画最高だったな」と
また同じ楽しさや同じ安らぎが
もっとほしいと願うようになる

そうやってモノが次々集まってくるけども
ところがなんだか違うんだね

本棚に漫画がたくさん並んでいても
あの包まれた明るさや
委ねられる頼もしさはどこにもない

むしろそのように楽しさを集めるほど
それと関わっていない時間が
恐ろしいものになっていく

退屈や憂鬱、虚無感、
人生を無駄に過ごしてる感じ、

そんな”恐れ”を埋めるために
常になにかがなければならず
そうして「なんでもないこと」は
どんどん埋め尽くされてきたんだ

 

人生はどのようにして実るのか

あなたが幸せに包まれていた頃
そのような”自分”の視点で
この世をみてなどいなかった

つまり世界そのものが広大な遊び場だったのは
あなたがあなたのなかで包まれていたからであり

目の前の満ちた空間は「己の”視界”」だという
ごく当たり前の事実
あなたがまだ忘れていなかったからにある

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