他者という地獄から抜け出す

たとえばあなたの意に反した返答が
会社の人や友人から戻ってきたとしよう

あなたはそんなつもりで
言ったのではなかったわけで
相手は完全に取り違えていることになる

だからその弁明をしなければならない

どう切り出そうかとか
どのようにすれば相手は理解するだろうかとか

つまり自分の「伝えたいこと」ではなく
それとは無関係な
「相手をわからせる形式」について
頭を悩ませることになる

 

疲れ果てている世界

さてこのような状況は
“私たち”が人間関係のなかで生きているかぎり
常にぶつかることだ

むしろあなたがワナワナ震えて
日頃ストレスを溜め込んでいる原因は
すべてこのことにあるともいえる

やりたいことだけやって
言いたいことだけ言えたら
どんなに気楽なことかと誰もが思うけども

だが”そうはならない”からこそ
学校の教科書にしても
テレビドラマのストーリーにしても
コンビニで何かを買うにしても恋愛ひとつにしても
一切のすべてが「説明じみている」のであって

むしろそうして「説明をし合うこと」こそが
経済や社会を、つまり「人間の世界」を
成り立てているものの正体なんだ

 

あなたが生み出した他者

サルトルは
「地獄とは他者のことである」と言ったが
この意味は
自らが生み出した他者に逆に支配される
ということにある

実際そうだね

私たちは常に他者を作り出しては
その対応に追われている

いったいなにをやっているのか

だがその繰り返しこそが
あなたの人生体験のすべてであるわけで
だから「あなたの作った他者」と
うまく折り合いをつけなければならない

 

呪縛を解く

しかしどうすればよいのだろう?

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