豊かになるには山の標高を落としなさい

例えば

「危なっかしく生きていく」
と書かれる

するとあなたは
「そうか守りに入っては何も変わらないんだ」
と受け取る
それはその通りだ

だけども「危なっかしく生きる」を
計画してはならない
ただ起こるがままに委ねる
それが危なっかしく生きるということだ

あなたはコトが起こる毎に判断をする
「これは自分が損する話だ」
「だから退けよう」

だけども「危なっかしく生きる」を聞いたら
「これは損する話だ だけどトライだ」
違うそれじゃだめだ

損する話を覆すことを前提に
あなたは自ら動いている
結果、あなたは当然損をするだろう

損をするとかしないとか
そんなことはどうでもいい
そんな考えすら浮かばない
その反射的な防御作用をまず捨てなければならない

最大の秘密
すなわち、最大の自然法則とは
何も求めないということなのだ

モテたい人は決してモテない
モテたいという心の能動性が失せたとき
あなたの周りには異性が集まっている

マインドが高くそびえ立つ人は
自然が訪れない
水は山頂には上らないし
標高が高くなればなるほど
育つ植物も寂しいものとなっていく

だがあなたはいつも高くなろうとする
いかにして
現在よりももっと高くなろうか
いかにして
現在よりももっと幸せになろうか

もっともっともっと!
それは山頂の高さに比例する

あなたが求める心を捨て去ったとき
山は崩れていく
高度はどんどん低くなる
ある地点まで下がれば雲がかかる
雨が降る 川が流れ出す
植物が育つ 花が咲き溢れる
虫達や動物達が集まる
「あなた」という世界の中が
どんどん豊かになっていく

あなたの周りにいる
「なんだかあの人、満たされてるなあ」
そう思える人とは標高が低いのだ
だからその世界には豊かな自然が溢れている

だが豊かな世界を守ろうとすれば
暴風や土砂災害、人的な侵略など
たちまち恐れの風景となる

悟りの境地とは
さらに低く、深い峡谷になるということだ
湿度も高くジメジメしている
そして暗い
カビなどの微生物も蔓延する
つまりそれらもあなたの世界となる
すべての自然現象があなたの中で起こる
そこには守るものすらない
最初から崩壊しているからだ
だけどもその崩壊は
人間的な「豊かさ」から見た判断
崩壊している究極の豊かな世界
そこにはすべてがある
そのすべてがあなたの中で起こる
それが恐れのない世界だ

今日はもうひとつ話をしておこう

あなたがエゴイスティックな人であるとき
まあ大抵はそうだ
人生の中で多くの理不尽や惨めさを感じるだろう
理不尽や惨めさとは
自分の中で何かが減るとか、失われるとか
そういう気分だ

ではその何かがどんどん減っていったら
最後にはなくなってしまったら
どうだろう?
あなたは理不尽を感じる術もない

そのときにそこにいるのは誰か?
それが「豊かな世界」だよ

 

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コメント・質疑応答

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  1. さばみりん より:

    何も望んでない、望もうとしていない、そんなときにふと望んでいたことが起こることがあります。……あれは何だろう。
    もう諦めたほうがいい、もうどうなってもいいどうせ自分は何も出来ないから何もしないで適当にやっとこう、そんな風に物事を進めていたときに、何故か自然に出来てしまった、とか。
    結構あります。
    天邪鬼か、って言いたくなるくらい(笑)

    つまり、何かやろうとして空回りするとき失敗を感じるときというのは、意識が外側に向いているからなのでしょうか。

    • -自分- 涅槃 より:

      さばみりんさん

      >何も望んでない、望もうとしていない、
      >そんなときにふと望んでいたことが起こることがあります

      「自分」という抵抗がないから
      インスピレーションがごく自然に流れてきたのだ
      つまり循環に流れているということ

      だが注意しなければならないのは
      循環に流れている中で
      そのタイミング的には
      それがあなたにとって
      不都合なことである場合もあるということだ

      大きなひとつの川があり
      あなたは底の空いた四角い箱を手にして
      その中から水面を眺めている
      四角い枠の中で川の流れが見える

      それがあなたの人生だ
      ごく一部分しか見えないようになっている

      だから枠の中で何かが起こっても
      それは全体の一部、
      良いも悪いもないもの

      それを悟ることだよ

      どんなことも
      必ず過ぎていく

      何かに繋がっている

      >何かやろうとして空回りするとき失敗を感じるときというのは、
      >意識が外側に向いているからなのでしょうか。

      その通り
      意識が内側に向いているとき
      純粋に、目の前の行為の中に入っている
      だから余計な思惑は起こらない
      それがあったとしても
      そこに置いてあるだけとなる

  2. さばみりん より:

    御教示ありがとうございます。何かに繋がっているという大河であること見極めて参りたいですね。
    こちらのサイト非常に面白いです。読み物として没頭して読み進めております。今のところはこのようにして楽しんでおります。ただ何気なく楽しむのが一番と!

    仕事中も意識がとにかく外側に向きっぱなしで、力を抜くと意識のないオートモードになるし、修行が足りぬ。

    • -自分- 涅槃 より:

      さばみりんさん

      >ただ何気なく楽しむのが一番と!

      そうだ、その通り
      大切なのは、本書の内容より
      あなたの世界に本書が現れたということだ

      その事実だけを楽しみなさい
      すべてあなたの生を彩るために起きている

      >仕事中も意識がとにかく外側に向きっぱなしで、
      >力を抜くと意識のないオートモードになるし、修行が足りぬ。

      そうして後で気が付いているだけでも
      大きな進歩だよ

      時間は実在しない
      あなたがいま気が付いていれば
      今日の昼の仕事も瞑想化している

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