自己管理の法(6)
あなたが確実に成功できる方法がある
次の2つを心掛けるだけでいい
ひとつは自分を知ること
そして向かう先を照らすことだ
それだけでいい
成功とは名誉や富など物質的なものかもしれないし
そうではないかもしれない
どちらにしても
あなたはとても満たされるようになる
人生に何の不安もなくなってしまう
わかりやすく「成功」としたが
まあマインドからすれば成功だろう
自分の状況に目を向けず
何をすべきかもわからない
そんなことだからあなたは人生の被害者になる
今回は「自分を知る」という意味を伝えていこう
自分を知ることからすべては始まる
ただし「自分を知る」の「自分」とは
ドロドロした思念体の”あなた”ではない
いつも伝えている通り、その世界のことだ
つまりあなたを取り巻いているもの
あなたの現在の状況のことだよ
まずそれを確実に知る必要がある
いまどういう状態にあるのか
それを知らない限りどうにもならない
何でもいい
体重でもいいし
持ち金でもいい
人間関係もそうだ
暮らしの中でサイクルするもの
それも知っておく必要がある
例えばトイレットペーパーは定期的になくなるだろう
それが「あなた」というエネルギーの循環だ
物が増えたり減ったりする
そのように見えるものはすべて循環
あなたの体験するものはすべて
エネルギーの流れであること
それを覚えておきなさい
お金は典型的なエネルギーの循環
人それぞれ帯びているエネルギーが違う
わかりやすいところでいえばお金だね
綺麗に流れている人は巡りが良い
これは何となく理解できるだろう
だが決して比喩などではないのだよ
あなたが金に困っているとき
それは単に流していないだけだ
だからまず「あなたというその世界」を
片っ端から把握することだ
そしてその状況を知り
それが流れるようにコントロールする
どこかのスピリチュアルで
現実のコントロールはいけませんとか
誤った理解をしているならば捨てなさい
たぶんその本は思念の塊であるあなたが
自分の感情をそのままにしながら
世界をコントロールしようすること
それをやめろと言っているのだ
いいかい、世界はそのままじゃ動かない
何も変わらない
変わるのはそのドロっとしたあなたの方だ
現在の置かれている状況を知り
コントロールするとは
世界を動かすのではなく
あなたの心をコントロールするということだ
世界も他人もあなただとか
心があなただとか
「あなた」の定義があちこち行ってしまうが
いまはそこは置き換えて読みなさい
どれもあなたなのだといずれわかる
流れをせき止めるもの
だから状況を知ることだよ
知ることでコントロールが可能になる
つまりエネルギーの流れを
綺麗に流すことができるようになる
あなたはなぜか都合の悪いことを持ちたがる
例えば金に困っていたら
金についてできるだけ考えないようにする
残高について避けようとする
それが元凶だ
流れをせき止めているのは何かわかるかね?
あなたのマインドだよ
その感情、執着、思考、計算、記憶
多くのスピリチュアルは
この「私を知る」という話を
神秘的な方便に置き換えているに過ぎなさい
インナーチャイルドとか大いなる意識とか
氷山がどうとかね
それらが「ある」のではない
あるのはあなたの無駄に重苦しい思念だけだ
それをどければ
スカッとした空間ができる
その状態が「空」と呼ばれる
つまり意識とは状態のこと
何にもかもを置くことのできる空間
それが意識
まず片付けなさい
狭い部屋にあれやこれやと物が散乱している
それを片付けるのと同じことだ
片付いた部屋は「ある」というのかね?
そこに姿を現すのは何もスペース
何もないから「ある」とはいわない
この手の話では
「何もない」が在るとなるが
ある・なしの比較の話じゃないのだよ
意識という存在性のことだ
わかったかね
ただ片付けるだけだ
これは意識の中でも
実際の部屋でも同じ
常にクリーンにしなさい
だが最初に言っておくが
いくら片付けても
次から次へと物はあふれ出してくる
だから片付け続けなければならない
宇宙は真空状態を許さない
つまりあなたの意識は
いつも何かで隙間なく埋め尽くそうとする
架空もあなたの現実である
周りを見渡せば
ギッシリと隙間なく常に何かがある
散らかっているとかそういう話ではなく
常に「何かある」だろう
それがあなたの意識の状態だ
体の外にも、そして内側
つまり心の中もいまはギッシリしているはずだ
便宜的に外とか内とか書いたが
全部あなたの内側、つまり外だと思っているところも
あなたの中にある
物理的な解釈で理解するものではない
だが最近の記述の通り
あなたの観ているものがすべてなのだ
架空の恋愛小説を読んで感動しているとき
それは架空じゃない
架空と決めているのはマインドであり
単なる知識による比較だ
そうじゃなく
感動しているあなたが現実なのだよ
だから映画も小説もコミックスも
どんな大それた内容だろうが
それを読んでいるあなたが現実だ
SF作品を読んで驚愕しているあなたは
そのSF世界が現実にあるのと同じことなのだよ
あなた見聞きする世界
それはあなたの現実であり
つまり全部あなただけの解釈で成り立っている
だからすべてあなたの中なのだ
世界にはあなたしかいない
あなただけが他人と違う決定的な箇所がある
それは視界、聴覚、触覚、味覚、嗅覚
つまり五感だよ
あなたの目の前で人が歩いている
右から左へ
手前から奥へ
ではあなたが同じように歩くとき
どのような光景なのだい?
決して他人を見ているのとは同じにはならない
あなたが動くとき
その風景が動くのだよ
つまりすべての人々は
あなたの中で動いている
一人称だとか二人称だとか
そんな定義は後付けの説明なのだよ
どうしてそうなるのか
決して解明はできない
車のオモチャにCCDを載せた実験をしたところで
その光景を見ているあなたの視界
それは一体なんなのかね
人が死ぬとき
あなたの世界で誰かの死は見るだろう
だがあなたは死ぬことはできない
食べたりすること
何かに触れることも同じだ
決してあなたの中の人々と
あなたは同じようにはならない
すべてが単なる”定義”だ
だから一刻も早くそこに気が付くべきなのだ
その現実に起こっている
経済や健康、古代からの歴史、出来事のすべて
さらにいえばスピリチュアル、魂だとか
宇宙もそう、あらゆるものが嘘だ
そんなものありもしない
すべて単なる定義だ
完璧なる大いなる嘘
あなたはその嘘の中をずっと見ているのだよ
だがその作り話を作っているのは他でもなく
あなたなのだ
エネルギーの循環を
そのように見ているだけなのだ
つまりすべては思い込み
人間のカタチですら
あなたの思い込みである
すべてはカタチなど持たない
あるのはエネルギーの流れのみ
だがそれも具体的にはわからない
言葉としてそう言っているだけだよ
光でもいい
なんでもいいのだ
すべての不安を消滅させる
だからまずは
あなた自身を知りなさい
何がいつも流れているのかを知りなさい
キャッシュフロー
繰り返される日課
毎日消耗するもの
補充する必要のあるもの
生命リズム
好きな時間帯
そうしてあなたの状況を知る
それは世界を掌握するということだ
そこに新しい次元の扉が開かれる
もうひとつの「道を照らす」は
タオの領域の話
真っ暗闇に手探りで進んでいる
それがいまのあなた
怖いだろう
不安だろう
どうなるのかわからないのだろう
そりゃそうだ
だから羅針盤を合わせるのだよ
方向を決めたらそちらに船が進むように
幌を調節する
ただそれだけだ
それだけであなたは不安事がなくなる
こんな単純なことを
いままで一切やってこなかったのだよ
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例えば妻の部屋が散らかっている場合も
片付けた方がいいのでしょうか?
そうすると妻は確実に反発し、喧嘩になることは目に見えています。
それとも枠を設けて、自分の部屋のみでOKとしても
いいでしょうか?
kmさん
本書は超越とは何かを伝えているから
それを前提に聞きなさい
1.奥さんの部屋を片付けなさい
すると奥さんは怒り出す
2.奥さんの部屋をそのままにしなさい
だが散らかったままだ
いいかい
そこで起こる内容はなんでもいいのだ
つまり奥さんが怒ろうとも
部屋が散らかったままであろうとも
あなたの行動により変化した「内容」は
どうでもよい
そこを見てはならない
大事なのは「何かが起きた」ということ
繰り返すが内容のことではない
そこに「起きた」がある
誰かと会話する
その声、そのニュアンス、その香り
それを感じなさい
話の内容など
必要ない
内容とは、あなたのマインドが出力したものだ
奥さんが怒り、あなたは困り果てるときもあれば
そうでもないときもあるだろう
つまり彼女は、ただ怒っている、だけであり
それが純粋に起きたのだ
だから好きなようにしなさい
その「起こり」を感じなさい
こんばんは
家の中のガラクタがここ2週間ほどで物凄い勢いで片付き始めています
今までずっと動かなかった家族が動き始めました
自分の奥底に流れる超ネガティブなエネルギーに向き合おうと決心して瞑想したんですが
(気付いたときに愕然としたくらいのネガティブさです、私ひとりで世界を滅ぼせるんじゃないかってくらいです)
そうしたら39度の熱を出してしまって、3日間お茶を飲んだだけでも嘔吐、頭痛が酷く、全身も痛くてしばらくまともに動けなかったくらいの浄化をしてしまいました
が、それと同じタイミングで家族がもの凄い勢いでガラクタを整理し始めました
(いきなり新しい納屋まで建ちました 笑)
家の中にもう十数年も、ドアを開けただけで瘴気を感じて鬱になるような空気が澱んだスペースがありました、それはもう見事なガラクタ置き場です
それと庭にも古びた納屋がひとつ
何が入っているのが不明で、とても不気味で怖くて近づくこともできないような納屋でした
数年前に断捨離を知って何冊か本を読み、(カレン・キングストンや近藤麻理恵さんなど)、自分の所持品だけはかなり減らせていました
が、家族の持ち物には手出しをしてはいけないそうで、そのガラクタ置き場や納屋はどうすることもできず、ずっと我慢していました
本には、ガラクタがあることで家の中のエネルギーの通りが悪くなり、疲れやすくなるし落ち着かないし判断力が落ちて運勢が下がる、と
とくにカレンさんの本では、家のどの部分にガラクタが溜まっているかで、
その家にどのような問題が発生するかが書かれてあり(財運・健康・人間関係・恋愛結婚 等、リンクするそうです)、
それが私の家は当たっていて、
そのせいで色々障害が起こっているんだと思ってしまって、
物を捨てられない家族をずっと憎むような気持ちでいたんですが
ネガティブに向きあうと同時に、いろんな執着もここ最近は薄れてきていたので(ほとんど諦めですが)、
やっぱり家の中の煩雑さも、私に問題があったからで
あのガラクタ置き場の瘴気や、古い納屋の不気味さは私自身だったんだ、と(あまり認めたくないですが 笑)
物を捨てられない家族をずっと心の中で責めてきたことを申し訳なく思いました
まだ片付けは最後まで終わっていないのですが、明らかに以前とは家の中の空気が違います
ずっと病んでいた兄が元気になってきました
先日、何年ぶりかで一緒に外食に行くことができました
嬉しかったです
まだまだネガティブは残っているので、引き続き見つめてみたいと思います
ありがとうございました
りおさん
頭を切り落とし
身体で対応していきなさい
何か出来事が起こったら
首から下の身体に考えさせてみなさい
決して頭で考えてはならない
身体に考えさせるのだ
そして身体にすべてをやらせてみなさい
多くの人はまったく気が付いていないが
物事がスムーズに運ぶとき
それは身体が行っているからだ
スムーズであるという時点で
頭(マインド)は関与していない
意識を四肢に向けなさい
何か感情が起きそうなときは
息を止めなさい
誰かがあなたの気に障ることを言った
息を止める
以前の何かを思い出して嫌な気持ちになりそうだ
息を止める
息を止めるとき
思考が止まる
意識が身体に向く
そのとき
ネガティブな感情は
あなたが体験しているのではなく
そこに置いてあるものとなる
目の前に置いてあるものへ身体が向いている
それが文字通り「向き合う」だ
いままであなたが自分がネガティブの影響下にいて
その「問題」を解決しようとしてきた
では、ネガティブが目の前にあるとき
ではあなたはどこにいるのだろう
その、特定不能だが確実に四肢や物事を感じ取れる場所
遠いようですぐ近くにいる感じ
それが意識のポジションだ
マインドは役には立つ
だがすべてを任せてはならないよ
生きていく基本とは
スムーズに流していく基本、つまりタオとは
四肢に考えさせて
四肢に対応させる
それが四肢の役目だ
そして意識に意識を向けなさい
それがマインドの役目だ
そうしてあなたは
人生のすべてがスムーズとなる