自己管理の法(14)
これまで記してきた通り
「思考」を頭の外に出しているかね?
透明の執事は出現しているかね?
日常のすべては彼に任せておけばいい
さて今回は生きていることの醍醐味だ
あなたの人生に満足を注ぎ込む法を記そう
以下がキーワードとなる
- アウトライン(枠)
- ガイド(手引き書)
- タスク(いまここ)
自己啓発もセルフマネジメントも
それらは結果指向だ
スピリチュアルでは結果を重視しない
つまり「いまここ」に最大限のスピリットを注ぎ込む
そこに存在する、ということだ
あなたはいま存在できているだろうか?
「最小限の労力で最大の成果を起こすこと」
それがあなたにとって
最も幸福な状況をもたらせることに違いないが
大切なのは
最大の成果は常に起こっているということだ
だから結果などどうでもよい
結果に意識を向けるということは
未来を見ているということ
つまり「そこにないもの」だ
そこにないものに意識を向けると
あなたが囚われてしまう
何が苦なのだろう
苦労、苦悩、疲労、
それらはマインドのお荷物である
「そこにないもの」へ意識を向け続ける限り
あなたは荷物を背負い込むことになる
逆にいえば、
目の前にあることだけに常に対峙していれば
あなたは何の苦労もなく
常に成果を受け続けることとなる
あなたの持つマジック
世界とは広大な大地のようなもの
日頃仕事や生活に追われている人が望む
「何もない」という自由空間だ
完全な空っぽ、
そういう状況にポツンと立ってみればわかるが
人は混乱してしまう
社会という制限の中でも迷っていたのに
完全な自由の中でも迷ってしまう
つまり、制限or自由のどちらにいても同じ
だからわざわざ全てを投げ捨てて
ヒマラヤの山中に籠もらずとも
あなたはいまそこで苦悩を捨てることができる
それは可能だ
家と会社の往復の毎日
面倒な上司との付き合い
満員電車
狭い部屋
そんな状況でも
あなたはヒマラヤにいるときと同様
「タオ」に入ることができる
いまその場所で
広大な大地をイメージしてみよう
見渡す限り地平線が伸び
平原に青い空
最高に突き抜けているが
何もない
何もない場所に何かを作り出すのは
あなたのマジックが頼りとなる
さてそこで何をしよう?
まず日差しや風をしのげる寝床がほしい
ならば地面に線を引いて
寝床のエリアを大地から区分けする
線の上に壁を立てる
そうして制限された空間、
「四角い家」ができた
これであなたはいつでも自由に
そこで眠ることができる
制限の中に自由が浮かび上がる
これがアウトラインの基本だ
いかにアウトライン(枠)を増やしていくか
それが人生における楽しみの数となる
テニスをするには
まず「テニス」という環境をつくる
道具もそうだし知識やトレーニングもそう
プレイする場所も対戦相手も必要だ
そしてなにより
日常生活から「テニスをするという時間」を
区切らなければならない
広大な大地に線を引いて区切ったようにね
広大な時間からテニスという時間を区切る
その制限された「テニス時間」で
あなたはテニスという最大限の自由を得る
次はビジネスをやってみよう
1.インターネットで何かビジネスをやりたいとする
2.仕入れて売るのならば100円ショップで買ってきて
3.オリジナルのラベルを添えてアマゾンなりで売る
規模の大小は置いておくとして
とりあえずこの3行の文で
あなたの人生の中で「ビジネス」が花咲いた
それらはすべて「広大なるもの」の中に
制限という枠をつくったということだ
大事なことを言うから覚えておきなさい
広大なるこの空間にはすべてが揃っている
あなたが必要とするものはもちろん、
あなたがこれから興味を持つものも
あなたが認識できるものすべてが
そこに揃っている
だから「何でも始められる」のだよ
カタチをつくるということ
あなたが起こせるマジックの基本は
・枠を作ること
それがなければ大地で迷うだけとなる
何でもできるから、何をしていいのかわからない
そういうことになる
それは自由を超越したものだ
冒頭で「自由空間」と比喩したが
それは漠然とした自由性であって
個人的な自由のことではない
あなたが自由を感じるためには
制限をつくる必要がある
制限をつくることがマジックなのだよ
人間にしかできない芸当だ
創造性ともいう
人はクリエイティビティという言葉に
「自由」というイメージを持つがそうじゃない
創造とは制限の構築のことだ
何もない空間なんていつでも帰られるのだから
どうせなら夢幻の世界で
あれこれ楽しんだ方が良いに決まっている
こんな経験があるだろう
「でもこれをやったら、あれができなくなるし‥」と
何かをやろうとしても躊躇してしまう
実にその通りだ
制限を作るからその中に自由が浮かぶのだよ
だから制限を避けていては
広大な自由空間でモヤモヤするだけ
このシンプルな基本事項を頭に叩き込みなさい
創造を開始する
では早速、いくつか枠を作ってみよう
あなたのやりたいこと
それを書き並べてみる
趣味でもいいし
自分磨きでもいい
行きたい場所
欲しいもの
恋愛
仕事
夢
できたかね
セルフマネジメントの世界では
それら枠のことを
プロジェクトと呼ぶ
人生を振り返ってみればわかるだろうが
いつもプロジェクトの連続だ
学生時代ならテストやら進級進学、
クラブ活動など
常にプロジェクトが並べられている
あなたにとってワクワクするような枠もあれば
面倒でやりたくないような枠もある
いまも同時進行で複数のプロジェクトを
抱えているだろう
中には絶対に進めなければならないもの
日常生活や仕事がそうだ
他には放ったらかしになっている目標事など
そういう生気を失ったプロジェクトも多くあるはずだ
プロジェクトとは
人生という広大な大地から区切った「枠」のこと
それを忘れないようにしなさい
プロジェクトと書くと
「責任」やらを連想する人も多いのでね
そうではなく、自分で切り取って
好きに色付けをする小さなスペースのことだよ
魔法使いの憂鬱
さて、枠がたくさんできた
ところがあなたは憂鬱な気分になっている
「夢や目標なんてこれまで当たり前に考えてきた」とね
憂鬱の種はこれまでそれらを
「実行できなかった」ということだ
ズラッと並んだリストを見て
もううんざりしてしまう
最初は高ぶっていた気持ちも
現実的にそれらを見ていると意気消沈だ
まあそれはそれで
感情とはやってきては去って行くもの
そこに気がつけるチャンスだがね
これまで何があなたを押し込んできたのかといえば
物事を始めることができなかったということだ
覚えておきなさい
この世で最も難しいこととは
オリンピックで1位になることでも
億万長者になることでもない
「物事を始めること」なのだ
つまりコトを起こすこと
それがあなたにはできない
枠を眺めていると
とても難しく見えてくる
テニスひとつ始めるにしても
道具を買うお金を工面すること
テニスの練習する場所がどこにあるのか
さらにその時間を割かなければならないし
スクールに通うにしても
気の合わない人がいたらどうしよう
そもそも自分にテニスが続くかどうかも不安だ
そういう妄想癖のおかげで
結局コトを起こすことができない
タオはコトを起こすことが前提となる
つまりタオとは「起こり」のことだ
あなたは気付いていないだろうが
その指の動きですら
起こった事実をただ眺めているだけである
つまりあなたは何のストレスも不安もなく
その「起こり」を完全に許しているのだ
許す
このキーワード
つまりあなたが仕掛ける歯止めを外すということだ
テニスならば何の思惑も持たずに
ただ道具を買い
ただスクールに通い
ただ誰かとプレイする
実際のタスクなんて
どこにもマインドの入り込む余地などないのだ
目の前にあるタスクを単に楽しめば良いのだよ
「許す」とはマインドからの解放を意味する
マインドを作動させない
あなたがコトを起こすとき
それにはある技法が有効だ
「ガイド」
つまり手引きの作成となる
「テニスを始める」というプロジェクトを作っても
それは漠然としすぎているため
マインドがその全貌を解明し始める
それが問答無用の鉄壁を形成することになり
結果、不安や虚しさに転化されてしまう
「枠」の次は「手引き書」の話にはいろう
地図のようなもの
それがあれば「そこに書いてある通り」に
コトを起こしていくだけでいい
誰もが「やりたいことリスト」なんてのを作るが
ほぼ全てがマインドに壊滅状態にされて終わる
究極の破壊マシーン
それがマインドだ
あなたの人生を徹底的に台無しにする
だからマインドに潰される前に
コトを起こしていこう
世界の循環はマインドには止めることはできない
だから歯車を回すのだよ
少し回せばあとは勝手に流れていく
「物事を始めること」
それはマインドを参加させないということだ
その為の法とは、手引きとなるものを用意することだ
もちろん頭の中に入れておいてはダメだよ
このシリーズで一貫しているように
すべては「頭の外」に出すことだ
マインドの外に置く
紙などに書く
つまりマインドではなく「世界に置く」のだ
貴重なものは、すべて世界に置きなさい
マインドはすべてを違うものにしてしまうバッタ屋だ
手引き書をつくる
手引きを作るにあたり
あなたが「とても簡単に」コマを進められるように
配慮する必要がある
例えばパエリアを作るとしよう
レシピにはサフランひとつかみ、コンソメ大さじ1、
タマネギみじん切り、パプリカ‥
そのように書かれている
これをもっと細かくしてみる
1.冷蔵庫を開く
2.サフランとコンソメ、たまねぎ、パプリカを見る
3.それらを取り出す
4.まな板に並べる
5.お湯を沸かす
6.乳鉢と棒を出す
7.サフランをすり潰す
こんな感じだね
どれだけ項目が多くなっても良いから
マインドが入り込む余地がないぐらい単純にするのだ
ひとつひとつを見れば
シンプルで簡単で気楽なもの
あまりにイージーなので
それらの行為に全身全霊で対応できるレベル
それが要点なのだよ
最初のタスクをみなさい
1.冷蔵庫を開く
いいかい
その場でのあなたの人生はそれだけだ
ただそれだけが起こる
その瞬間にあるのはその行為だけ
あなたは手を伸ばす
冷蔵庫の取っ手を握る
その感触、その重さを感じる
そして扉を開く
そういったひとつのシーンに
魂を注ぎ込みなさい
それがサマーディ
あなたがスピリットに意識を移すほど
マインドはどんどん小さくなっていく
いつもならば「おっと次はなんだっけ?」と
マインドの計画を必要としてきた
だからどれだけサマーディの境地に入っても
すぐにマインドに引き戻されていた
口うるさいマインドを傍らに置いて生きてきたのだ
とても繊細な音色を録音しているにも関わらず
よく吠える犬を横に連れているようなものだ
未来を手放す
こうした手引き書のことを
セルフマネジメントではタスクリストと呼ぶ
Todoリストも似たようなものだが
あれはプロジェクトの羅列だ
そうではなく、
それらプロジェクトを細分化したもの
それがタスクリストとなる
特長としては
タスクリストのひとつひとつのタスクを見ても
そこからプロジェクトが見えてこない、ということだ
「パエリアをつくる」というプロジェクトの中で
「冷蔵庫を開く」というタスクが配備されるようにね
料理という少し気を引き締めたものが
冷蔵庫を開くといったイージーなタスクで
構成されるようになる
スピリチュアル的に言えば
「料理」自体が未来なのだよ
未来、つまり結果指向だ
パエリアの完成ばかりに意識を向けていたら
「そこにないもの」に掴まれていることになる
だからあなたは
「いましていること」がいつも見えていない
毎日があっという間に過ぎていくだろう
自分が何をしていたのかもわかっていない
「無意識」という最も低いレベルで
人生を浪費してしまっているのだ
あなたが目の前のことだけに向き合うとき
それは人生そのものを包み込んでいるということだ
つまり冷蔵庫を開くことが
確実にパエリアに関わっているのだよ
つまり冷蔵庫を開いている時点で
パエリアが起こっているのだ
最小の労力で最大の成果をあげる
結果指向ではなく
成果指向でありなさい
そのタスクのひとつひとつが成果だ
光り出すガイドライン
そんな感じであなたの「枠」について
手引き書を作ってみよう
箇条書きでいい
これはたくさん枠があるほど
素晴らしいことが見えてくるようになる
これぞ自己管理の法の神髄であり
そしてこの世の法則を垣間見るものだ
それについては次回にまわすよ
今回のまとめだが
人生とは広大な大地である
そこには何もかもが揃っているが
そのままではカタチとして出現しない
そこであなたには自在に枠をつくる魔力がある
枠の中で豊かさを楽しむことができる
だがマインドが枠作りを許さない
だから手引き書を世界に出現させる
あなたはそこに書いてある通りに実行すればいい
手引き書の作成と実行は分けなさい
それらは別のものだ
私は何かアイデアがやってくると
Macを持ち出して近くのカフェやファミレスで
手引き書を作成する
そしてタスクを実行しているときは
決して手引き書を改変したりしない
つまり行動を起こしながら
思考を動作させないのだ
それがルール
必ず、手引き書に書いてある通りにやる
そこに書いてあることだけをやる
なぜならばそれが世界の「循環」だからだ
それに任せておけば良いのだよ
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待望の連載再開うれしいです。
ところで、タスクをするって、写真のピントを合わせるのに似ているかもと思いました。
もやあ〜とした背景から、今この瞬間に絞りこんでカシャっと一枚。
そんな瞬間が数限りなくあるんじゃないかと思いましたよ。
>>虎さん
私も写真をやるから
その感覚はわかる
自己管理の法はライフハックをモチーフとしているが
根底にあるのは「いまここ」に在るための法だ
あなたの言葉を借りるならば
常にピントが合っていることが
「強烈な今に在ること」なのだよ
どんなことであってもね
手引き書=タスクリスト?
プロジェクトの羅列と細分化って何が違うんだろう。
例えば、自宅でビジネス(喫茶店)をするプロジェクトを立ち上げたとする。
タスク
・テーブルとイスを必用分用意する
・コーヒーメーカーを用意する
・食器やインテリアを充実させる
・営業許可を取る
・看板を出す
・チラシを配る
・開店準備をする
・料理の材料を買う
・店の掃除をする
・ゴミを捨てる
こんな感じでしょうか
>>鯤さん
もしあなたが本書で書かれることもそう、
この世の中で起こるすべての出来事を
「内容」で受け取らないようになれば
あなたは何もかもを見渡すことができるだろう
今回の手記でいうならば
マインドに加担させないということだ
彼の出番はそこじゃない
あなたが獰猛なライオンを飼っているとする
もちろん可愛いペットだ
そして不審者があなたの領域に入り込まないようになる
または、背中にあなたを軽々と乗せてくれたりもする
つまり役にも立ってくれる
だが出番じゃ場面もある
繁華街で連れて歩けない
レストランに一緒に入れない
狭い場所では一緒にいられない
まあいろいろあるね
だからいつもマインドを連れて歩く必要はないのだ
連れていることで
あなたはライオンの影響を常に受けてしまう
誰かがあなたに近寄ろうとするとき
ライオンが吠える
あなたは鉄壁の中にいる
壁の外を自分の目で見たことがない
常にライオンの反応だけ
あなたは外がどうなっているか知りたいが
自分で見ることができなくなっているから
ライオンの動きに過敏になる
そうしていつの日か、ライオンが自分だと錯覚を始める
誰かがあなたをバカにする
あなたは「私はライオンだ、百獣の王だ」という
プライドから反発心が生まれる
あなたがどこかで何かを見る
「私はライオンだ、百獣の王だ」というプライドから
己の解釈で「理解したこと」にする
あなたがライオンを放つとき自我が消える
そこに書いてあるものを
「理解」しなくなる
ただそれがそのようにそこにある
あるがままに流していくようになる
少し長くなったが
自己管理の法とはシリーズ最初に記しているように
マインドでマインドを制するという
先のあなたのコメントのようなものだ
本書でのレベル表記は1としている
本書はとても多くの人が読みに来ている
それぞれのスピリチュアルへの深さは様々だ
超越について記したところで
マインドに囚われている人は
マインドの中でそれを理解しようとする
エゴを俯瞰せよ、と記したところで
じゃあ俯瞰しているのもエゴなんでしょう?となる
本書の文字の羅列を含め
その一切が浮かび上がる空間にまだ気が付いていない
あなたがそれを善だと見なせば善であり
黒だと見なせば黒なのだ
だが黒だと思っているものを
私がそれは白だと言ったところで
あなたはそれを理解の範疇でそれを捉える
そうじゃない
あなたの世界で
「涅槃の書の人が、白だと言った」が起こったのだ
それは黒を白だと訂正するものではない
そこに「白だと言ったこと」があるがままに起こった
あなたは思考を捨てる必要がある
それが自己管理の法のテーマとするところだよ
つまりその質問は愚問となる
なんだっていいのだよ
マインドに仕事をさせないことだ
あなたなりに「一番ラクな方法」をとればいい
涅槃さん
記事の再開をありがとうございます。
>>まっているひとさん
こちらこそありがとう
あなたに起こるすべては
あなたが起こしているのだよ
そしてあなたにコトが起こるとき
その一連の流れが周辺に作用する
つまり本書に限って言えば
あなたの起こりが
私に連鎖してきたのだ
何もしていない、そう思うだろうが
「待つこと」は到来を意味する
到来がなければ
待つことは起こらなかったからだ
それはシンクロニシティという概念に通ずるが
到来も待つことも、
同じテーブルの上に置かれていたものなのだよ
素晴らしいですね!
これがスピリチュアルとビジネススキルの真の融合ですね!
現実から遊離しない地に足が着いたスピリチュアルを僕も心掛けています。
>>よっしーさん
スピリチュアルに踏み入れる人は
現実的な物事を排除しだす
だが変なものだ
すべては「その人の中」にあるのにね