月夜に吠える獣になる 改訂

狭くて散らかっていて
やっとのスペースを確保して
ノートを広げて作業する

広くて快適なデスクでやるよりも
どんどん捗っていく
そんな経験があるかもしれない

家で勉強するよりも
カフェやファミレスのほうが
集中できるというのも同じ

そうした”制限”は時として
あなたを「いま」に向かわせる

ホースをつまむと水圧が上がるように
制限されるからこそ
拡散していたエネルギーを集約できる

それまでの自分を超えたような力が
みるみる湧いてくるわけだ

しかし普段あまり感じ取れなかった
そのエネルギーとはなんだろう?

たとえば危険な状態に身を置くこと

険しい山岳に挑む登山家や
一瞬の判断ミスが命取りとなる
F1レースの世界なんかがそうだが

その興奮から離れられない人たちがいる

下は奈落の断崖に片手でぶら下がり
4Gという強烈な重力のなか
350km/hで鉄の塊とひとつになる

“普通の人々”には狂った世界に思える
命知らずも度が過ぎてるとね

だけども彼らにとって
空間や時間は完全に消滅しているのであって
すべてが一体となった世界
時間の流れも自他の距離感もない世界

そんな次元に到達しているゆえ
むしろ”普通の人々”よりも安らいでいるんだ

「いまに在る」とは
そうした一切の隙間がない状態のこと
いわゆる「遊び」の余地がない

「これで正しいのだろうか」とか
そんな判断や選択もない

ただあるがままに
ここにある「ひとつ」として流れるだけ

そんな充ち満ちた力が
いまもあなたの周囲に流れているんだ

 

月に向かって吠えろ

有名な野球選手が
覚せい剤で逮捕された

野球をやめたあと何をやっても
達成感を感じられないという
話をしていたらしい

彼は輝かしい現役時代、
バッターボックスで何を見ていたのだろう

超満員の球場を大歓声で沸かせていた頃
バッターボックスの彼は
野球をしている者ではなかった

切れ味の鋭い高速のボールと
それを豪快に叩きつける刹那の一撃

彼はそうした
「交感し合っている空間」そのものだった

ただエネルギーの循環だけがあった

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    • -自分- 涅槃 より:
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  2. 爽やか世界 より:
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