線香のようにフッと消える

可愛がっていた動物も
今朝の出来事も
以前抱えていた思いも
煙のように消えていく

親しかった人が亡くなったとき
あなたは彼がどこにいったのかと
不思議に思うときがある

そこにいたのだ
実際にそこに座って自分と話していた
だが世界中を探し回ってみても
彼はどこにもいない
どこへ行ったのだろう

彼だけじゃない
私の昨日
それはどこへ消えたのだろう
すべて何もかもが煙りのように
消えていく

あなたの生も
最後は線香が燃え尽きたように

ふっ、と消える

あなたの生きている毎日
それは比喩でもなんでもなく
本当に幻想なのだよ

だからどんな物事も大切に受けとりなさい
説教ではない

それがあなたの経験すべきこと
つまりあなたなのだ

 

 

 

 


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  1. 色即みっちゃん より:

    鏡を見た…。

    まじまじと鏡を見た…。

    鏡のなかに写っていたのは自信ありげの僕だった…。

    鏡の前の僕は…。なんだ…。お前が本当の俺か…。

    鏡のなかの僕が自信ありげに僕を見つめていた…。

    そして…。

    鏡のなかの僕が…。僕の目前で崩れていった…。

    何だ…。そうか…。僕はいないんだ…。

    • 色即みっちゃん より:

      街の人が歩いている…。

      街の人が歩いている…。

      ただ、それだけで…。

      ありがたいのだね…。

    • -自分- 涅槃 より:

      色即みっちゃんさん

      そう、街の人が歩いていることを
      「観ているあなた」がいる

      つまり全部あなたなのだよ

    • 色即みっちゃん より:

      訳もなく…。

      意味もなく…。

      僕がいる…。

      それが可笑しく…。

      ただ笑う…。

      目覚めの短歌、キメときました…。

    • -自分- 涅槃 より:

      色即みっちゃんさん

      そう、生きる目的は
      特にない

      ゆえに自由なのだ
      自分のやりたいことをやるために
      ここにいるのだよ

      笑い、怒り、歩き、また笑う

      それは誰かの顔色をうかがって
      やることではない

      あなたがやるのだよ

    • -自分- 涅槃 より:

      色即みっちゃんさん

      よい洞察だ

      以前、自分を一日中ビデオカメラに
      映すという話を書いたことがある

      そこに映るのは「シンプルな人」であり
      苦悩は実在しない

      あなたの話はまさにその通りだよ
      「苦悩は実在しない」

  2. 色即みっちゃん より:

    もう一度、鏡を見ました。

    鏡を見ている僕…。

    鏡の中から僕を見ている僕…。

    鏡を見ている僕と、鏡の中の僕を…。

    引き合わせている僕…。

    まだまだ観える範囲が狭いですね。汗)

    範囲拡大を、ゆっくり楽しみたいと思います。

    一つ質問があります。

    最近、自分から何かがフワッと抜けるような
    感覚があるのです。

    たまにフワフワ感もあります。

    涅槃さん的な、お答えを宜しく御願いします。

    僕的には疲労ではないと思ってます。

    • -自分- 涅槃 より:

      色即みっちゃんさん

      >最近、自分から何かがフワッと抜けるような
      >感覚があるのです。

      その自分とはマインドのことだよ
      日頃あなたを”あなたである”としている
      思考のことだ

      ふわっと抜けたときに
      思考は起こらず
      ただ眺めている状態であるだろう

      その状態を掴みなさい
      いつでもそうなれるよう
      コツを探してみなさい

      だがその「ふわっと抜ける」は
      あなたの解釈だから
      それを検索なりしてはならないよ
      同じものが見つからないか
      否定された話だけが出てくる

      ゆえにあなたは純粋な体験に
      「確信」が持てず
      打ちのめされてしまう

      大事なのは解釈ではなく
      その「体験が起きた」ということだ

      思考を飛び出たエリアでは
      確信など必要ない
      なぜ呼吸をするの?というぐらい
      それはごく当たり前のことであり
      その理由を見つける方が難しい
      肉体的などうこうを
      わざわざ考えて呼吸をしていないからね

      鏡に映る自分は
      多くのことを教えてくれる

      まず自分は”自分ではない”ということ
      次に、自分は消滅しないということだ

      鏡を見ているのは誰だろう?
      そこに映る人物を見ているのは
      誰だろう?

      あなたがその神秘に踏み込むとき
      現実というロックが解除される

  3. 色即みっちゃん より:

    涅槃さん、ありがとう御座います。

    答えも求めず

    ただ、あるがままに精進します。

    涅槃さんが常に仰る通り…。

    問いは問いのままである…。

    何故なら全てに不変の答えがないからだと思います。

    僕等は不定期な運動を繰り返す原子に
    似ていると今日感じました。

    原子と原子が不規則にぶつかり合い

    出来事や物語を作っている…。

    その原子を包みこむ世界が…。

    それ…。

    原子はただそこにある自然な不規則な運動のぶつかり合いに様々な
    ドラマをみる…。

    原子はなぜ意思を持ってしまったか…。

    それは原子に個性がないと、原子同士のぶつかり合いに
    様々なエネルギーが発生しないから…。

    エネルギーには意味がありません。

    僕等は、その様々なエネルギーに喜怒哀楽を
    被せてしまう。

    されど意味を求めるのは悪いことではありません…。

    受想行識
    亦復如是…。

    諸法空相…。

    • -自分- 涅槃 より:

      色即みっちゃんさん

      >原子はなぜ意思を持ってしまったか…。
      >それは原子に個性がないと、原子同士のぶつかり合いに
      >様々なエネルギーが発生しないから…。

      因果法則は存在しない
      ゆえに、何かがあったらかこうなった、
      というものは一切起きていない

      それがそこにある時点で
      ただ、それなのだよ

      それの経緯を調べたときに
      「調べられた結果」がいまここに起こる
      だから常に結果しかない

      つまり
      あなたがいま抱えている悩みは
      すべてフィクションであり
      いま、作り出したものなのだよ

      これが釈迦の悟った境地であり
      そして現代の科学がやっと到達した分野なのだ

      あなたは「いまそこにいる」

      この言葉を哲学的な意味で受け取らず
      真に理解をしてみなさい

  4. 色即みっちゃん より:

    僕が求めていたもの
    それは真理…。
    薄々真理が見えてました…。

    真理などは、ありません…。

    何も無いが真理だから…。

    笑うしかない…。

    • 色即みっちゃん より:

      真理を求めるのは
      自ら火の中に飛び込む人達を僕は救うことは出来ない…。
      なるべく僕に力を付けたい…。

      悟りを開きたいでは
      ありません…。

    • -自分- 涅槃 より:

      色即みっちゃんさん

      そう、まずはあなたからだ

      少し観念的な言い回しとなるがね、
      誰かに良い思いをさせたければ
      まず自分が良い思いをすることから
      はじまる

      なぜならばその目の前にいるだれかは
      あなたがそのまま
      反射されているものだからだよ

      あなたにハピネスが巻き起こるとき
      同様に世界もピンクに染まる

    • -自分- 涅槃 より:

      色即みっちゃんさん

      >真理などは、ありません…。
      >何も無いが真理だから…。
      >笑うしかない…。

      「何も無い」というのも見識となる
      悟るべきは
      自分が思い浮かべるすべてが
      非真理であるということだ

      つまりそこに鍵がある
      その裏側を掴みなさい

  5. DoEarth より:

    ありがとうございます。

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