なんの疑いもなく見ていた

ソファに横になって
本やらを読んでれば
うたた寝をしてしまうことがある

あなたはどうだろう

ほんのわずかな時間だが
リアルな夢をみていたという
経験がある人は多いのではないかな

私はそうしてみた夢を
全部書き留めていたことがある

2行程度のメモ書きだが
それは結構な量で
出てきた人の似顔絵なんかも
添えたりしていた

いま手記の参考にと
引っ張り出してきたんだけども
ぎっしりと書き込んである

なぜこんなことをしていたのかといえば
もちろん「この世」を解明する
手がかりを掴むためだった

だがその結果は上々で
この実験によって
私なりに大きな気づきを
得ることができたわけである

 

1.

試しにちょっと横になって
難しい本でも読んでみよう

できればその視界に
時計が見えるならなおよい

横になって本を読んでいたら
すぐに疲れてくるだろうから
何も考えずに目を閉じるだけだ

次に目を開いたとき
あなたは何かの夢を見ていたことを
覚えているかもしれない

壁の時計は少しだけ針が進んでいる

じゃあまたそのまま本を読み始めよう
疲れてきたら目を閉じてみる

再び目が開かれたとき
また夢を見ていたかもしれない

大体はさっきと違う夢だ

意図していない光景や
シチュエーション
しかも会ったことのないような
人物が登場していたかもしれない

 

2.

そんな感じでうたた寝を繰り返して
起きたときに夢の内容と
現在時刻をノートに記録する

そうして記述が埋められていくうちに
だんだん「奇妙なこと」に
気づくようになる

たとえば目覚めたあとで

「あれは一体どこだったんだろう?」
「あれは誰なんだろう?」

そう思えるものでも
実際に夢を見ているときは
なんの疑いもなく見ていたはずだ

親しく関わっていた人や
その訪れていた場所が
夢から覚めてはじめて
まったくの不明な像だったとわかる

 

3.

しかも「その夢のなかだけの記憶」
があっただろう

現れた人物のことを感覚的に知っていたり
何かをしなければならないと考えていたり
その夢の世界にはもう長いこと
暮らしているような実感があった

それらは「夢のなかでの過去」を
持っていたということだ

だが変な話だね

過去というのは過ぎてきた時間に
積み重なってあるものだ

あなたは”そのように”理解してきた

なのにどうして1分足らずの世界で
いろんなことを知っているのだろう

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  1. tomonori より:
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    • tomonori より:
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    • 涅槃の書-自分 より:
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