完全なるもの

意識が現れると同時に
この世界が現れている

あなたの意識と世界は同じものだ

たとえば自分の心は
誰がしゃべらせているのだろう?

自分はひとりでしゃべることはできない
ひとりで考えることもできない

独り言もそう
なんらかの対象があるからこそ
自分はそれについて心を騒がせる

言いかえれば
なんらかの対象がなければ
自分は出現しない

つまり”この世界”がなければ
“この自分”はいない

ところがあなたは
自分が世界を変えようとして苦しんでいる

それは鏡に映る自分の姿を変えようと
しているのであって
鏡に映る自分だけを変えることはできない

だから自分が変われば世界が変わるなんて
言われるのだけども
正しくは自分を変えたのではなくて
あなたの意識が変容したんだ

あなたの意識と”同一”である世界も変わった

自分の心が善いことをしゃべっているなら
世界がそうだからだ

世界はあなたのなかにある

つまりあなたのなかに
自分や親や職場の人
空や太陽や仕事や生活がある

それらはどのようにみえているだろう?

もちろん悪人もいればひどい事件もある

だがそれらは”自分”に
どのような考えを浮かばせただろうか

たとえば何かを見聞きしたことで
周囲に思いやりや優しさを与えているように
なったかもしれない

ここによくあるジレンマの答えがある

「こんなに善い想いで生きてるのに
どうして悪いことばかり起こるの?」みたいなね

ひどい世界は己がひどいからではない

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