薬と毒

たとえば同じことをやってるのに
それが長らく平和で安定する人と
そうでない人との明暗が分かれたりする

ものすごく実力があるのに
後者になる人が多かったりするわけだが

もちろんただひとりで黙々とやってるだけなら
そんな明暗はない

だけどもそれは手漕ぎのボートに似ていて
頑張って漕いでいる間は進むけども
やめてしまえばそこで止まる

つまり長らく平和で安定するには
少なくてもそれを賛同してくれる仲間など
他の人たちの存在が不可欠なんだ

実りある仕事も円満な家庭も
何かの創作活動でもなんでもそう
もちろん人間関係の良し悪しもそうだ

 

おもてなし

しかし「賛同してくれる」というのが
どうにも引っかかるね

まるで人に評価されるために
それをやらなければならないみたいだし
それは結局本来の目的が見失われて
義務のように嫌々やらざるを得なくなる

実際そんなことに耐えてこそ平和で安定すると
思っているから
たとえば日本のサービスは過剰だったりするわけで

そしてまさに
そのような「おもてなし」が定着してるがゆえに
お客さんのほうもまた勘違いしてしまって
わがままを言いたい放題になる

それは結局お店のほうも
裏腹な本心があるからこそであって
つまり店を保たせたいからと
低い腰を演じているにすぎない

その意味でお客さんにあれこれ難癖つけられるのは
そんな自己中心的主義な考えが
反射して戻ってきてるのだといえる

これはお店でなくても
日常の人間関係でもそうだろう

もしあなたが職場や仲間内で
自分の立場を保ちたいからと「いい顔」をしてるなら
実はそうして「いい顔」をするだけ
辛い目にあったりするんだ

“宇宙”はうまくできてるわけで
だから「みんなのためにやってるのに理不尽だ」
なんて言ってはならないよ

 

本来すべては毒

じゃあそんな”自己中心主義”ではなくて
たとえ少なくても賛同者がいてくれて
それが長らく安定するとは
どういうことかといえば

全文をお読みいただくにはご入会後にログインしてください。数千本の記事を自由にご覧いただけます。→ . またご入会や入会の詳しい内容はこちらから確認できます→ ご入会はこちらから


Notes , , , , , , , , , , , , ,

コメント・質疑応答

  関連記事

-->