街に出て充実と満足を味わって帰ってくる

恋愛をする
欲しいものを手に入れる
なりたい自分になる
美味しいものを食べる
好きな音楽を聴く

それらはあなたの中の「満足」を
引き出すトリガーの役割を果たしている

恋愛も食べ物も中身は同じものだよ
あなたの中の満たされたもの
それを炸裂させる手段として
様々な「欲求」というものがある

だからアレをしたら満足するだろうとか
そういう発想は見当違いだ
それどころか苦悩の種を撒いていることになる

いいかい
すべてあなたの中の「その感じ」を引き出すもの
だからそれら対象自体には何の力もない
そこに追い求めることをしても
ただのカラクリ
ただの影
つまり掴もうとも何も触れられない

街で素敵な異性とすれ違う
そこであなたが辿る道は2つだ

「なんだろうこの素敵な気分は
彼(彼女)ともっと親密になれたらいいな」

もう1つは
「ああ、素敵な気分」

後者でありなさい
「ああ、素敵な気分」ただそれだけだ
ただ起こった「その感じ」を受け取っている

あなたはどうにかしてそれを手に入れようとする
もちろんできないことの方が多い
だが妄想は掻き立てられる
手にできなかったことを後悔する
次の「チャンス」を待とうとする
恋愛でも物でも目標でも同じだよ

その対象たちは何の力もない
ないどころか
「最初の香り」を醸した後は
あなたの苦悩となる

枯れた花をいつまでも大事に飾っているようなもの
香りはもうそこにはない
あなたは枯れた花に香りを求めようとする
それは無理な話だ
腐臭しかない

あなたが街を歩いていて
「なんて素敵な気持ちで満たされているのだろう」
その感覚、その感じ
それが「街」だ
その瞬間の「街」が「あなた」だ

どんなに酷いことも醜いことも
それらすら何らかの「感じ」がある
白が際立つために黒があり
どこにも不足はなく
すべてが互いを補完し合っている
街はカラフルで花のように咲き乱れ
あなたに沢山のものを与えてくれる
だけどもその中のひとつにでも触れようとするならば
毒があなたの指先に突き刺さる

街が「あなた」ではなくなったからだ

よく似ているだろう
あなたはこれまで長い人生を生きてきた
それらの思い出はとてもカラフルだ
良いことも悪いことも俯瞰して感じている
だけども
どうしても許せない出来事を思い出した!
もうそれで頭がいっぱい
あいつにどうやってこの怒りをぶつけようか
あなたは食べ物も通らない
ろくに睡眠もできない
街にしろ
何にしろ
すべてあなた自身なのだよ
そこで浮かんだり泳いだり流され溺れ
ただ身を任せておけばいいのだ
そのマインドはセコい策略をいつも企てる
それが苦悩のもと

だから何も追い求めることもないし
チャンスを待つことも
次は逃さないなどと野心に燃えることもない
あなたがあなたであることに降伏しなさい

それらを手に入れようとすること
つまりあなた自身に戦いを挑むこと
それが苦悩である

密封パックを開けた時の最初の香りは
あなたの中に漂うのだ

 


Notes , , , , , , , , ,

コメント投稿の注意事項

 以下をかならずお読みください。
・公序良俗に反する内容、品性に欠いた文章、他の利用者を勧誘や扇動する行為、その他、閲覧者に不快感を与えると判断された投稿は禁止です。それら意図がなくても事務局で判断した場合は修正削除させて頂いたり、または掲載不可となりますので予めご了承ください。
・会員の方はユーザー名が入ってしまうので別名をこちらで申請してください。必須。
・追記などを投稿する時は自分の最初のコメントに返信してください。
・記事に無関係な投稿は禁止です。良識範囲でお願いします。
・ハンドル名が変わっても固有idに基づき本人の同一性が保たれます。
・すべてのコメントに作者が返信できるものではありません。
・同一者の投稿は1日1〜2件程度に制限させていただいております。
・個人情報保護法により個人情報や個別の入会情報などを特定する内容(会員個人の契約内容を特定し得る情報)が含まれている場合は該当箇所を削除させていただきます。
・マナーを守らない場合は規約違反となります。また他のユーザーや当事業部、作者への中傷や毀損と思われる言動は会員規約に則り強制退会となりますのでご注意ください。

 

  1. ワモノ より:

    手記や自分さんのどなたかへの返信を読んだ時、何か掴めた!と思うことは度々ありますが、ネガティブに襲われ「でも大丈夫、あの手記(or返信)を読んであの感覚を取り戻そう!」と読み返してみても初めて読んだときの感覚は何も起こらない

    >密封パックを開けた時の最初の香りは
    あなたの中に漂うのだ

    やっぱり最初だけなんですかね?あの感覚も香りのように一瞬だけ薫って消えてしまう

コメント・質疑応答

  関連記事

-->