溶けて消える

図書館には様々な分野にわたる
たくさんの書物がある

数学や科学
経済や恋愛論など

だがそれらに書かれたすべては
人間が自然を観察したものを
数学や恋愛という意味を与えて
表現したものにすぎない

人間は常に意味を介して
自然と接している
つまりその本当の姿は
なにも知ることはできない

だから意味を追求することには
文字通り「なんの意味もない」のだ

「これはどういう意味ですか」というのは
その意味という表現自体については答えられる

算数という意味づけのなかで
算数についての返答はできる

だがその意味が元来示している
そもそもの「自然」については
表現された意味よりも
掘り下げることはできない

ゆえに疑問は疑問のままなのだ
答えがないのではなく
問いが答えであるのだ

 

1.

あなたは今日も
誰かについて悩んでるし
何かに不安になったりしている

だけどもそれらは
そのままでいいのだよ

苦悩なんてのは空間に溶かせばいい

よく神社なんかで
願いを書いた紙を水に浮かべて
それが溶けて消えることで
成就するというものがある

あれと同じだね
古代のひとは
なんでもうまく表現する

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  1. tamatama3 より:
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  2. mmrc7 より:
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    • 涅槃の書-自分 より:
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