他者と関わるとき、どんなにスムーズに会話が運んでいるときであっても、妙な苛立ちやもどかしさを感じていることがあるだろう。相手が誰であれ、同じ部屋にいるだけで異質 …

あなたが自己自身を見出すことのできるものは、すべて「聖なるもの」となる。本であれ音楽であれ香りであれ。人々であれ仕事であれ日々の暮らしであれ。 だがそれら事物に …

私たちは二重の構造を生きている。ひとつは「永遠の円環」である。それは時間の進行もなく、生も死もない、増えることも失われることもない。ただ漠然と充実した自然と一体 …

毎日いろいろなことが起こるだろう。だがそれがどのようなことであれ、あなたには一切関係のないことなのだ。あなたが自ら「自分に関係のあること」にしているにすぎない。 …

今回は精神の仕組みについてのざっくりした解明と、それゆえに作られるあなたのその現実世界について、またその現実を変える方法について話を進めよう。 1. あなたに与 …

長らく会っていない人をふと思い出す いまごろどうしてるのかな そう考えていると その人から連絡があったりするものだ 高速道路の運転中に思い出して 途中のたまたま …

あなたは自分の「何もない暮らし」のなかに、どこかから突然恋人となる異性が訪ねてきたり、たまたまのキッカケでお金や良い話が舞い込んできたり、そのように「外から何か …

惨めであるときというのは 自分はこんなに惨めなんだと 自分にも他人にも 「思い知らせよう」という 欲望が働くからそうなるのだ そしてより惨めになっていく わかっ …

この世は表象である つまりあなたの心のなかに 浮かんだ像でしかない 人や物もそうであるし 自分の体の動きもそう 心のなかの像が ただ変化していくだけであり あな …

多くの人々が本書を自分の世界に生み出している。だが各々の独自世界ゆえ、手記の見え方は千差万別となる。 あなたの見ている「世界の見え方」がこの世のすべてであり、そ …