「 愛 」 に関する一覧を表示中

愛と死とそして

「愛」とは完全性のことにある あなたや私という区別がなく ひとつであること その「ひとつ」になるために 私たちは恋をしたり 楽しみや充実を求めたりする その観点 …

パティシエの恋

幸せな家族はいずれも似ているが 不幸な家族にはそれぞれの不幸な形がある これは「アンナ・カレーニナ」の 有名な冒頭部だけども トルストイのこの真理をついた一文は …

素晴らしい休日

みたこともないような 大きな虫が浴室に現れて 恐怖と同時に なんという災難だとあなたは嘆く 休日が台無しだとね とにかく閉じ込めたはいいけども 深夜のこの時間に …

恋のはじまり

パートナーを愛することができない または理想の相手がみつからない そんな相談がいくつか寄せられているので こちらで答えておくよ たとえば私は妻を愛しているが そ …

「ほれ、安心させてやったぞ」

たとえば異性でも上司でも 他人を前にすると ついあたふたしてしまう自分がいるとしようか だがどうしてあたふたするのだろう? それは「自分のイメージ」を わざわざ …

生涯の伴侶と出会う

──すべてが、なんて退屈だろう しかし、なぜ、こんなに、なつかしいのだろう (坂口安吾 青鬼の褌を洗う女 出典:青空文庫) 私たちが見慣れたごく当たり前の光景 …

損得の反対側にあるもの

他人を思いやったり その人の痛みを感じたり そうして共感することを「良心」という しかし資本主義社会のルールのなかで つまり損得が当たり前の世界のなかで どうし …

魂の「移動」

地球そっくりの惑星があるとして そこにはまだ人類のような存在は 現れていないとしよう 森林や湖があり 雨は河川を通じて海へと流れ込む 森や草原は鳥や動物たちの楽 …

孤独の罪から解放されるには

我が身ばかりを棚にあげて 他人を利用することばかりしている人には ある罰が下される それはその人が 誰からも愛されなくなることではなく その人が誰をも 愛するこ …

“あの世”への扉

先のことが不安でたまらず なにをやっても落ち着かない 集中できない なにか悪い報せが届くに違いない そうして怯えながら ずっとスマホをチェックし続けている 全文 …

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