霊性を開く(2)

前回からの続きとなる

  • 幸も不幸もどちらも同じ
  • ハズレもアタリ
  • 水中に沈んだバケツは空か満杯か
  • 信じ込んでるものしか現れない
  • 想像力、すなわち心の状態がヴィジョンを作る

最初に言ってしまえば
すべてあなたの認識の中、ということだ

あなたがハズレクジを引いた
またはアタリのクジを引いた

内容としてはアタリとハズレ
という違いはある
だがあなたが人生でそれを見たという体験
それは共通のものだ

唯一違うとするならば
「クジを引かなかった」
そういうシーンがあるときだろう
その時にはこの話は想起しない
あなたは触れることすらなかった
という出来事となる

だがクジを引いたあなたは
アタリかハズレを経験した
これはシュレーディンガーの猫と同じ

猫が生きているか死んでいるか
それはどちらも等しい

ポイントはそこじゃない
その実験をしたか、しなかったかだ
つまりそこにあなたがいたか、いないか

釈迦は言った
なんでもやりなさい
進んで進んで、そしてまた進みなさい

あなたの今までを振り返ってみるといい
これは時間を超越する話につながる

あなたの人生が大きく変わったとき
例えばバイトの面接や就職、進路、
誰かとの出会い、なんでもいい

それが結果的に吉でも凶でも
その「コトが起こった」に
すべては起因するのだ
もしあなたが365日、
家の中で過ごしていたのなら
それもまた人生だ
だが新しい風は吹いてこない

あなたが生まれてきたこの世界
その醍醐味はなんだと思う?

創造性なのだよ
クリエイティブであるということだ
別にデザイナーや
芸術家になれという話じゃない

あなたが「コト」を起こす度に
世界は変容する
それに気づいているかね?

何を恐れるというのか
世界はあなた自身なのだよ

あなたは何かを起こすためにそこにいる
そしてそれを経験すること
つまり楽しむためにそこにいるのだ

何もできずに通り過ぎるあなたがいる
例えば気になる異性の前を
いつも通り過ぎる

そんな状況だ
それはそのまま終焉してしまう
うまくいくか、いかないか、
そんな結果を生むこともない

だがあなたはコトを起こすことができる
その世界でただひとり
自覚を持つあなただけの特権なのだよ

いいかい
釈迦をはじめとして誰もがいう

常に変化しなさい
変化を起こしなさい、とね

変化を起こしているとき
あなたの時間はとても緩やかになる
1日が何日にも感じられる
だが変化を起こさないとき
時間は矢のように過ぎていく

あなたがどのように生きているか
それは時間への体感が示してくれるのだ

世界と積極的に絡み合いなさい
それがすべてなのだ
何を遠慮するというのか
あなたがあなたに包まれて
何が悪いのかね

 


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