先の不安を乗り越えるには

晴れた日、雨の日
そして「今日は雨だね」と
話してくれた人

あなたがこの世を去れば
晴れも雨もそれを語る人も
いなかったとわかる

だがわかる自分もいない

つまりなにもわからないことが
わかるのだけども

そのわかるというのは
当然そのときはわかりようがない

この世をみていた自分も
自分がみていたこの世もなくなれば
わかるもなにもないからだ

だからそれがわかると”わかる”のは
まだいまここに
晴れた日や雨の日
あなたに話しかけてくれた人や
いろんなことを考える自分がいてこそにある

 

支えてくれるもの

この世とはあなたそのものであり
あなたの知ることしかない

もちろん「知らないこと」もたくさんあるだろう

だがそれは
それを知らないということを知ってるんだ

知らない色を想像して
思い浮かべることができないように
本当に知らないものは
想像することさえできないからね

ここにひとつの気づきがあって
じゃあこれまで想像することもできなかったものが
思い浮かべられるようになるのはなぜだろうか

つまり存在しなかったものが
存在するようになるのはなぜなのか

たとえばこれまでまったく知らなかった人と
いまや親しい関係かもしれない

以前はまったく知り得なかった職場で
いまは働いているかもしれない

私たちが将来や人生に不安を感じるのは
これまで知ったものしか知らないからにある

だけども結局は
知らなかったものがやってきて
あなたを支えてくれるんだ

それは知りようがなかった

なぜってあなたのこの世には
そもそも実在してなかったのだからね

だから不安や恐れを捨てたいなら
知ってるものだけのなかで
自分を守ろうとするのではなく

“まだ知らないもの”を
信じられるからこそなんだ

 

命は愛によって生まれる

もちろん見たことも聞いたこともない何かを
信じるというのは
なんだかおかしい感じがするだろう

そのとおりで
想像することもできないゆえ
まったく知らないものを
信じることはできない

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