同じ月に照らされて

眠る前にそっと窓から見上げてみたら
綺麗な月がみえた

そんなことがこれまであるだろう

そのときは誰もが
ただひとりで白い光に照らされてる

静かで神秘的で
大勢の他者がいるなんて信じられなくなる

もちろんあなたが
いつ窓辺でそうだったのかはわからない

私がいつそうだったのかも
あなたはしらない

だけども同じ月をみていたんだよ
同じ光を感じていた

そしてあなたも私もそのときは
他者なんていないんじゃないかって
感じていた

“ただひとりだけがいるんじゃないか”って
気づいていたんだ

だから昼の世界で他者を前にしたとき
あなたはいつも困惑していた

自分と相反するがゆえに
許せなかったり
求めてしまったり

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