大きなことを実現するただひとつの方法

どんなに大きなものであれ
小さなものの集まりでできてる

だからどこか問題が見つかれば
大きな全体を修正するのではなくて
小さなユニットを直すこと

それが原因をみつけるということであってね

だから問題が生ずるたびに
大きな全体すべてに手を加えるようなことは
避けなければならない

どこかを直せば今度は別のところがおかしくなって
収拾がつかなくなるからだ

もちろんそのためには
日頃から小さな部分の集まりであることを
知っておきゃなきゃならない

あなたの生活も健康も人間関係も
仕事も持ち物もなんだってそうだ

だからたとえば
「あの人と折り合いが悪い」というとき
その人を説得して
その人のすべての向きを変えようとするのは
やり方を間違えてるわけで

またある出来事が苦痛なときも同様に
完全にそれを拒絶するのではなく
実は苦痛を思わせているのは
ほんのごく一部分の何かであることを見極めれば
それを改善するのは（それが改善可能であるならばだが）
当初の想定より遥かに容易となるはずだ

成されていくもの

そしてこの視点は
出来上がったものを正すだけでなく

これから何かをはじめることにも
特に重要なところとなる