“ひとつ”ではなくなるとき

もらいあくびについては
これまでいくつか話しているけども

これだけ身近な現象だというのに
(そして何十年も研究されているにも関わらず)
いまだ明確な理由が解明されていないわけで

しかし解明されていないということは
既存の人類のモノサシでは
測りきれないということにある

もちろんこの先の展開は
これまでの科学の歴史と同じだろう

つまり新しいモノサシを考案して
そのモノサシそのものをみながら
「これが宇宙の秘密だ」と語られるようになる

そうして人類は相変わらず何も知らないままで
知ったつもりになっていくわけだけども

しかしその「知らない何か」は
いつもここで私たちを包み込んでいるわけで
ときに石頭な私たち人類にしてみれば
不思議な力をみせてくれたりする

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