親しい関係の苦しみを超える

子育てやパートナーに対して
あと会社の部下の育成について
相手が良いことをして
褒めてあげたりするけども

なんだか褒めようとしてる自分が
ぎこちないというか
演じてるような違和感があったり

なにより相手は褒められたことで
調子に乗ってしまい
とんでもないミスをやらかすのではないかと
内心いつも不安になる

また逆に悪いことや失敗をして
注意のつもりで叱るけども
そのおかげで相手との溝ができたりする

 

どっちもNG!?

こんな具合に親や上司など
「育てたり教えたりする立場」というのは
常にダブルバインドに陥る

ダブルバインドというのは
たとえば「この文を読むな」のような
不条理な二重拘束のことだ

つまり文を読ませておいて
それを読むなと書かれている矛盾があり
「じゃあ書くなよ」となるね

このような
「私にどうしろと?」といった理不尽な気分が
日本の社会に特に見受けられるように
やがて他者への無関心へとつながっていく

冒頭の話に重ねてみれば
子や部下に親身に接することが億劫となり
やがて「あんたが悪いんでしょ」という
自己責任論的な世界となる

当然ながらそうあるかぎり
悪循環の連鎖がひたすら続くことになり
相手だけでなく己もまた
暗くて冷たい海に放り出されたような
人生となるわけだ

 

子どもと親の苦しみ

ところが一般には
「育てられるほう」の子どもや部下にこそ
ダブルバインドがかけらていれると指摘される

「好きなものを選んでいいよ」とか
「君のやりたいようにしたまえ」など
寛容な親心をみせながらも
しかし実際選んだものを子どもがみせれば
「それはだめ」と親は拒絶するからだ

他にも
「わからないことは質問しなさい」と言いながら
「そんなことをいちいち聞くな」と言われたり
そんなやり取りが繰り返されるなかで
だんだん親に対して心を開かなくなる

これは上司と部下、夫と妻、
どんなケースでも同様にある

つまりこうした
子どもや部下の苦しい心情について
「親のあなたに問題がある」と指摘されるわけで
そんな”親へのアドバイス”は方々にあるけども

ところが子どもや部下と”同時“に
親や上司のほうもダブルバインドに
かかっていることについてはあまり語られない

よくみられるアドバイスをあげてみれば
相手がなにを返してきても
頭ごなしに否定せず一旦肯定をしてから
別の提案をしていくというもので

たしかにそれは
自我の解放にまで到達するならば
本書でもよく伝えていることでもある

相手が誰であれ
どんな物事に直面したのであれ
“この世”を全肯定して
その肯定のうえで進路を選んでいくこと

つまり
「本当のNO(拒絶ではないNO)が言える」
ということだね

しかし大半の人はそんな深い理解までは至らない

アドバイス通りに子どもを一旦肯定して
その上で別の提案をしたところで
それは常に振り出しに戻っているのであり

結局は子どもや部下の言動や態度を”我慢”して
余計な争いをしないための時間稼ぎによって
誤魔化して過ごしている様子にある

相手を立てれば自分が苦しくなり
自分を立てれば相手が苦しくなる

つまり
「子にダブルバインドを与えてはならない」という
助言自体がもはや親へのダブルバインドであり

せめての解決を求める親や上司たちを
さらに疲弊させ
ますます”無関心”へと誘っているように思える

すべてのアドバイスがそうではないだろうがね

 

“地上”を離脱する

もちろん「”この世”こそが己だった」と悟り
全肯定の境地にまで
魂が解放されなければならないが

問題を抱えている人というのは
その「問題ある世界」が己そのものにあるゆえ
まさに”己自身”によってその解放が阻止されてしまう

そうして釘付けにされているからこそ
どちらかを取れば
どちらがが苦しむという二項対立に
つかまれているわけで

ゆえに己が引き裂かれるような痛みが
常に人生に伴うことになるわけだ

これもよく話すように
地上にいるからこそ
昼と夜が交互に来るようなもので

昼と夜が同時にあっては矛盾となり
だがその矛盾こそがダブルバインドであり
己や相手を苦しめることになる

だから昼と夜が同時にあっても矛盾しないこと
つまり地球を外から眺める視座
当然ながら地上に立ったままでは到達できない

それゆえ”全肯定”に至るまでには
なんらかのステップを通過する必要がある

問題を問題視せずに
いかにそこから離れるか

つまりロケットに乗り込むということだね

 

苦しみの解決はとても簡単

ではそのロケットとはなんだろう?

冒頭の話に戻ってみようか

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